4月10日(日)夜9時から放送されるNHKスペシャル「大アマゾン最後の秘境 第1集 伝説の怪魚と謎の大遡上」(NHK総合)の試写会が行われ、ナレーターを務めた松田龍平が出席した。
「大アマゾン最後の秘境」は4カ月連続で知られざるアマゾン奥地の姿にカメラを向ける大型シリーズ。
第1集では、川の流れに逆らって一斉に上流を目指す魚たちの“大遡上”に注目。濁った水中では魚たちの活動は捉えられないが、取材班は川の途中に透明な泉を発見。アマゾン奥地に潜む“怪魚”たちの生態の撮影にも成功した。
初めてドキュメンタリー番組のナレーションに挑戦した松田は「今回、ナレーション・ナビゲーターの役目を初めてやらせていただきましたが、案内人があまり得意なタイプではないので、緊張しました(笑)」とあいさつ。
続けて「そういうことも含めて、すごく自分にとってチャレンジだと思いましたし、また1つ大きくなるいい経験をさせていただきました。素晴らしい映像の熱量に負けないように、僕の案内人としての立ち位置を探りながらやらせていただきました」と振り返った。
貴重映像の数々に触れた中で印象に残っているものを聞かれると「やはり大遡上のシーンですね。あまり魚に感情移入したことはなかったのですが、初めて必死に魚が飛び跳ねる姿を見て、生きる力強さというもの感じて感動しました」とコメント。
また、番組については「こういうドキュメンタリーを見ていて思うのは、自然はすごく絶妙なバランスで成り立っているんだということです。そこに生きている人々が自然とうまく共存しているんだなと思うのと同時に、失うことでそこに住む人々に大きな影響をもたらすんだろうなっていうことは考えます」と、感慨深げに語った。
同番組では、延べ150日にも及ぶロケを経て撮影された、世界初の電気ウナギの捕食シーンなど貴重映像も公開。アマゾンの真の姿に触れられるはずだ。
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