警視庁への特別視察で刑事ドラマも真っ青の展開が!?

2016/04/09 13:00 配信

バラエティー

「世界が驚いたニッポン!スゴ~イデスネ!!視察団」に出演する爆笑問題とウエンツ瑛士(C)テレビ朝日

毎回テーマに沿った外国人専門家集団を日本に招き、さまざまな場所や人を視察してもらうバラエティー「世界が驚いたニッポン!スゴ~イデスネ!!視察団」(テレビ朝日系)。

4月9日(土)の放送では「警視庁 特別視察24時 2時間SP」と題し、海外の現役幹部警察官らが8日間にわたって、東京都を管轄する警察組織・警視庁を視察する。バラエティー番組では極めて珍しい“警察内部での撮影”を敢行。

視察団は「110番」を受けて警官が出動するまでのシステム、交番・パトカー勤務の裏側など、実際の現場を視察していく。自国のシステムと比較しながら、時に「Wow! That’s Crazy!」と驚きの声も上げつつ、評価を下していく。

警視庁本部内で110番対応を視察、ひき逃げ事件発生の通報が。今までTVカメラが捉えたことがほとんどない、第一報から「緊急配備」発令の瞬間、パトカー60台を動員しての容疑者確保まで、現場警察官を指揮する様子の一部始終を目撃する。

緊迫感あふれる警視庁本部、そこで駆使される驚きの捜査テクニック。百戦錬磨の視察団も見守った刑事ドラマも真っ青のドラマティックな展開に注目したい。

さらに、今回は「最新技術を駆使したテロ対策」も視察するため、ことし2月に行われた大イベント「東京マラソン2016」の警備に密着。警備用に導入しているという“ある最新マシン”、不審者の侵入や事故が起こった際にすぐ情報を集約して人員を派遣できるよう配備された“ランニングポリス”の存在など、意外と知られていない警備対策が明らかに。

また、警視庁のテロ対処部隊の訓練も視察。実弾を使った訓練や、テロリストの入国を想定した羽田空港での訓練の模様も放送される。

世界各国でテロに対する危機感が高まる中、日本もことし5月には「G7伊勢志摩サミット2016」、さらに4年後には「第32回オリンピック競技大会(2020/東京)」および「東京2020パラリンピック競技大会」と、世界的な大規模イベントを控えており、油断できない状態だ。

そんな中、万が一の事態を想定し、日々精進している警視庁。果たして、海外の視察団は警視庁の動きと最新システムを、どう評価するのか。警視庁の威信に懸けて(?)この放送は、青信号で放送を終えたいところだ。