希代のヒットメーカー・秋元康が未来のスターディレクターを育成すべく、企画監修を担当する新番組「EXD44」(テレビ朝日系、一部地域を除く)が、4月11日(月)にスタートする。
同番組は、テレ朝(=EX)のバラエティー番組の未来を担う若手ディレクター(=D)から、秋元が選抜した11人のメンバー「EXD44」がお題に沿って、映像コンテンツを制作。メンバー同士が批評し合うのはもちろん、放送終了後には視聴者が1番面白かった映像コンテンツに投票し、その結果も包み隠さず公表するなど、厳しい環境の下でEXD44が切磋琢磨(せっさたくま)していく。
そんな斬新な新番組は、4月11日(月)の初回から予定調和を大きく逸脱し、3月中旬に行われた顔合わせにて発表された「番組を見たくなるオープニングVTRを作れ」というお題が、収録1週間前に「『面白い企画』で自由に作って」に急きょ変更。
秋元からも「時間がないことを含めて試練、ディレクターの火事場の馬鹿力を見たい」という。さらに、レギュラー出演者であるバカリズムとYOUを交えて始まったスタジオ収録でも、事件が発生。予想だにしなかった“春の嵐”が吹き荒れ、EXD44をどんどん追い詰める展開となった。
スタジオ収録では、山田俊介D、近藤大輔D、舟橋政宏D、そして「EXD44」というグループ名の由来ともなった44歳最年長メンバー・高橋伸之Dがそれぞれ、たった1日で企画を立て、1週間足らずで撮影・編集した約5分の映像コンテンツを披露することに。
山田Dは「タクシー運転手にとっておきの場所に連れて行ってもらい、そこから運転手の人生をひも解いていくVTR」を、近藤Dは「美女の口の中を見せてもらう(!?)ポップなクイズ企画VTR」を、舟橋Dは「清原和博の物まねでおなじみのリトル清原を24時間追ったVTR」を提出。
それぞれに独特の個性を打ち出し、バカリズム&YOUを笑わせたり、困惑させたりするなど、波乱のスタートを予感させた。
収録後、バカリズムは目を白黒させながら「芸人さんが相手の番組ともまた違うし、ディレクターさんたちとこういう関わり方をしたこともない。この手のタイプの番組は初めてです! “こんな感じで良かったのかな?”と戸惑いも感じましたし、まだ全貌がつかめない感じです。すごく不思議な感覚を覚えましたし、だからこそ“すごく新しい形の番組”なんだと思いました」とコメント。
一方、YOUも「自分たちのリアクションも含めて、全てが手探り状態でしたね。1回目の収録が終わって、こんなにも不安になることはない!(笑)」と驚きを隠せないが、「こんなふうに秋元さんが直接指導してくれる機会はなかなかない! EXD44の皆さんもぜひ、私たちと一緒にこの貴重な場を楽しんでほしいです」と、今後への期待を膨らませた。
数多くのバラエティーに出演してきたバカリズムとYOUをそこまで言わしめた気鋭のバラエティー「EXD44」。常人には考えも及ばない秋元の“采配”とテレビ朝日期待のディレクターたちが生み出すこだわりの企画、両者の化学反応によって、今後の展開は全く想像がつかない。
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