高いエンターテインメント性と力強いメッセージ性で語り継がれる名作「ターザン」が、全く新しいアクションエンターテインメント大作として生まれ変わる映画「ターザン:REBORN」が、7月30日(土)に2D/3D全国公開される。
このたび、今までの常識を覆すターザンの場面写真が初公開。ロンドンの街で、英国紳士スーツをスマートに着こなした衝撃的な姿は、想像を超えるストーリーであることを予感させる。
公開された場面写真は、サミュエル・L・ジャクソン演じるアメリカ大統領特使が、ターザンに相談を持ち掛けているシーン。由緒正しき英国貴族として、全てを手に入れたはずのターザンだが、優しい表情の中に、遠くを見詰めどこか不安げな様子も垣間見え“これから起こる嵐を予感”させる。そしてターザンおなじみの“半裸姿”を封印。スーツをバッチリと着こなす姿は女性もすっかりメロメロになりそうだ。
新たなターザンを演じるのは、北欧美男子アレクサンダー・スカルスガルド。194cmの恵まれた肢体を持ちながら、本作のために更なる肉体改造を敢行し、20ポンド(約10kg)も体重を増加させ、彫刻のような“美ボディー”を手に入れた。
その姿は、英国発の映画「007」シリーズのジェームズ・ボンドを彷彿(ほうふつ)とさせ、ジャングルの王としての雄々しい力強さ、英国貴族としての気品とあふれ出す男の色気を兼ね備えた、これまでのイメージと常識を覆す、唯一無二の“新たなるターザン像”を見事に作り出している。
「みんなが知っているターザンではない」と断言するスカルスガルドは、「僕が興奮したのは、僕自身が知っているターザン像ではないということだった。美しい妻、豪華な邸宅など、全ての物を手に入れたかのように見えるが、ロンドンに住むようになってからも、心をジャングルに置いてきたまま。ジャングルに戻るというのは、彼にとって難しい決断だったんだ。本作では、ロンドンでの10年間、ずっと封じ込めてきた“本当の自分”と向き合わなければならないんだ」とコメント。
また、全く新たなターザンを生み出したデイヴィッド・イェーツ監督は「私に送られて来た脚本の中で、最も愉快で、興味深い、楽しいものだった。大掛かりなアクションを中心に据え、アウトサイダーであること、愛する人のために何をするか、といった普遍的なテーマも盛り込んだ、さまざまな素晴らしい展開がある」と自信をのぞかせ、「トレーニングに熱心で、アクションシーンも見事だが、撮影が進んで行くに連れて、どんどん彼の内に秘めたものがあらわになっていく。とても興味深いと感じ、心を動かされた」と、スカルスガルドを絶賛した。
類人猿に育てられた男が、都会の生活に慣れていくという、これまでのストーリーとは一線を画した、「全てを手に入れた男が、ジャングルに戻る」という真逆のオリジナルストーリーで描かれる本作。
肉体改造のみならず、1つ1つの動作に、ジャングルでの生い立ちを反映させるまでコレオグラファー(振り付け師)と入念な役作りに挑んだスカルスガルドが表現するターザンは、これまでの概念を覆すこと間違いなさそうだ。
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