芦田愛菜&シャーロットが現代の「ひとつ屋根の下」を

2016/04/10 19:02 配信

ドラマ

「本当の家族のようで楽しい!」と出演陣は口をそろえた

4月17日(日)にスタートする新ドラマ「OUR HOUSE」(フジテレビ系)の制作発表が東京・湾岸スタジオで行われ、芦田愛菜シャーロット・ケイト・フォックス山本耕史加藤清史郎寺田心、松田芹香が登壇した。

今作は、野島伸司脚本で描くハートフルホームコメディーで東京・世田谷で暮らす大家族が舞台。半年前に母親が他界し、桜子(芦田)は一家の家事全般を一手に引き受け、“鬼軍曹”さながらの毒舌で家族を仕切っていた。

そんなある日、父親の奏太(山本)が仕事先のアメリカで出会ったアリス(シャーロット)と交際0日で再婚。2人の再婚を許せない桜子はあの手この手でアリスを追い出そうとバトルを仕掛けていく。

今回、中学生を演じる芦田はセーラー服に身を包んで登場。「セーラー服は憧れだったので、うれしい」と愛らしい笑顔を見せると「桜子という役は、毒舌でまくし立てるシーンが多いのですが、私も学校で男の子に言い返す方なので、私に桜子はぴったりです!」と明かした。

続けて、シャーロットは「今回のお話はとても楽しい。心が温まるお話です。これからもよろしくお願いいたします!」と、一生懸命に日本語であいさつ。

さらに「マッサン」('14年、NHK総合ほか)以来の連続ドラマ出演になることから「今回は時間に余裕があります。朝ドラは日本で1番大変でしょ?(笑) リラックスして撮影に臨んでいます」と、朝ドラとの違いを口にした。

また、14歳になった加藤は「連続ドラマは久しぶりに出演させていただくのですが、今までは上にお兄ちゃんや、お姉さん役の方がいました。今回は僕が1番年上のお兄ちゃんで、心配だったんですけど、それが楽しみでもあります。でも、ちゃんとお兄ちゃん、できてるかな?」と不安を口にすると、芦田は「お兄ちゃんだよ!」とニッコリ。

寺田からも「お兄ちゃんです。とっても助かってます」と太鼓判を押され、照れ笑いを浮かべていた。

そんな中、寺田は加藤から「心くんは食事シーンなどの撮影中、すごいよく食べるんです」と現場での様子を明かされると、「恥ずかしい~!」と赤面しつつ「食いしん坊なので、ご飯があるとやめられなくなっちゃう! きょうもシーンでお弁当4個食べました♪」と、育ち盛りのキュートなエピソードで会場を和ませた。

不朽の名作「ひとつ屋根の下」('93年~97年、フジテレビ系)など、野島脚本のドラマに出演してきた山本は「今回あらためて思い出したんですけど、とにかく食べるシーンで一日終わる日があるんですよ。昼ご飯の時が要らない休憩になったり。そういえば『ひとつ屋根の下』をやっていた時は休憩に入ると、みんなそのまま残って、食べているっていう状況があった記憶があって。

この間そういうシーンになったら、心君が『これ、食べていい?』って言ったり、終わった後もみんなで食べていたり…。僕がこんなこと言うのもあれなんですが…まさに現代の『ひとつ屋根の下』の雰囲気なんですよね。だからとっても胸がギュッとときめくというか、締め付けられるような思いで僕はいつも現場にいさせてもらっています」と語った。

今回はサックス奏者役の山本。同様にピアノが得意な男子中学生を演じる加藤と互いに短期間でかなりの練習をしたそう。そんな2人を芦田は「今までは、スポーツ男子が格好いいと思っていましたが、これからは音楽男子が格好いいなって思いました!」と絶賛した。

最後に芦田は「たくさんの方に見ていただけるように撮影を頑張っています! 日曜夜9時。『OUR HOUSE』をよろしくお願いします!」とアピール。

シャーロットも「4人の子どもたちを見るだけでもドラマを見る価値があります。本当に素晴らしい作品になっておりますので、ぜひお楽しみに」とメッセージを送った。

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