食べることが大好きな堀未央奈が、「別冊カドカワ」での連載テーマに選んだのは“日本茶”。小さい頃からジュースじゃなくお茶が好きで、今も毎日の生活に欠かせないものになっていると言う。日本茶の知識はすでに豊富だが“もっと極めたい”という想いもあって、この連載では日本茶に関するマニアックなことまで掘り下げていくことに。
初回となる今回は、日本茶の魅力を改めて知るために、“日本茶アーティスト”の茂木雅世さんをゲストに迎えて、茂木さんオススメのお茶を飲みながらいろいろ教わった。
本誌の連載ページに載っている急須や湯のみ、敷物など、お茶の道具はすべて茂木さんが持ってきてくれたもの。本誌では紹介できなかった急須の絵柄のバッグも含め、すべての道具を興味深く見ていたのがとても印象的だった。
取材の前半は、その急須や湯のみなどを見たりしながらのお茶トーク。お互いのお茶への想いを語り合い、すぐに意気投合した。茂木さんも「堀さんがこんなにお茶について詳しく、大好きだということがわかってすごくうれしいです」と、二人の会話も弾んで止まらない。後半は、実際にお茶を飲みながらのトーク。お茶の種類の違いだけでなく、淹れ方や注ぎ方によって違う味が楽しめることを知って興奮が抑えられない様子だった。お茶の匂い、味の違いを楽しんでいる時の表情はとても幸せそう。
初回の取材を終えて、“お茶と会話をする”という目標も見つかり、日本茶の世界が広くて深いことも実感。日本茶への興味と探究心が高まったようだ。