若手女優の登竜門であるCM「JR SKISKI」の出演で注目を集め、'16年もBS時代劇「立花登青春手控え」(5/13金スタート、NHK BSプレミアム)や、映画「青空エール」(8/20土公開)など出演作が控える17歳の女優・平祐奈。そんな'16年注目の若手女優に直撃インタビューを敢行!
――「JR SKISKI」や 「Y!mobile」など、昨年からCM出演が急増していますね!
ありがとうございます。友達が街で見かけた私のポスターを撮って送ってくれたり、ファンの方がTwitterで「毎日(街のポスターなどで)祐奈ちゃんに会えます」ってコメントをくださったり。うれしいことをたくさん言ってもらえるようになって、私もすごくうれしいです。
――特に「JR SKISKI」は反響が大きかったんじゃないですか!?
学校の先生にも「電車(のポスターで)で毎日祐奈ちゃんに会ってます」って言われました(笑)。自分でも街で見かけることが多いですし、そういうときは一緒にいるマネジャーさんと「改めて見ると、こういう顔してるんだ~」とか「近くでみるとやっぱ眉毛濃いね~」とか話しています(笑)。
――あはははは。そんな祐奈ちゃんは5月13日(金)スタートのBS時代劇「立花登青春手控え」に出演。時代劇は'15年の「一路」(NHK BSプレミアム)に続いて2作目ですね。
昨年初めて(時代劇に)出させてもらってから、また時代劇がやりたいなーとずっと思っていて。もともと日本の文化や和な物が好きで、日本ならではの歴史ある時代劇に参加したい気持ちが強かったんです。そしたら今度はヒロインで出演できることになって。私が演じる17歳の少女・ちえは美しい着物をたくさん身にまとう役なので、それも楽しみだったし、うれしかったですね。
――着物には昔から興味があったんですか?
そうですね。祖父がお寺をやっていて、祖母が普段から着物で生活する人で。その影響で、私やウチの家族もお正月は着物を着たりするんです。ちえの着物は、お花柄だったり、ちょっとモダンな柄だったり、あと帯も素敵! 毎回違うものを着させてもらえるのでテンション上がりますね。時代劇は着付けも大変だし、カツラも時間がかかるけど、和が好きな私にとっては幸せな時間。現場のセットも昔にタイムスリップしたようで、その空間にいるだけで楽しいです。
――時代劇の撮影で苦労していることは?
言葉遣いと所作です。“ちょっと~!”みたいに手をパタパタさせたり、アドリブでつい“かわいい”って言いそうになるけど、それは昔の人には当てはまらないんですよ。そういう言動が出ないよう、注意しなきゃなって思って演じています。
――現場の共演者の皆さんとの雰囲気はいかがでしょう?
アットホームな現場ですね。主演の溝端(淳平)さんは気さくなお兄ちゃんみたいな人で、この前もアイスを買ってくれました。「今日のご褒美やー」って。ちょうど10歳離れているので、役と一緒で親戚のお兄ちゃんみたいな感じです(笑)。あと、撮影合間には私が“ダジャレ”を、溝端さんは“なぞかけ”を言い合ったりして、盛り上がっています。溝端さん、すぐ思い付くんですよ。「整いました!」って。こないだは「『立花登青春手控え』とかけまして、エアロスミスのボーカル/スティーヴン・タイラーと解きます。その心は…どちらも“タイラ(平)”が大事です」って。すごいですよね!?
――お見事です(笑)! ところで、演技やお仕事の相談をお姉さんの平愛梨さんにすることはあるんですか?
あります! お姉ちゃんとは友達みたいな感じですけど、芸能界の頼れる先輩なので。困ったときはいろいろ聞いたりしますね。お互いのドラマは毎回台本の読み合わせをするし、お姉ちゃんは「ここは目力が大事だよ!」とかアドバイスもくれるので。
――やさしいですね。
はい。あと、いつもすごいホメてくれるのがうれしくて。ダメ出しは全然なく、ほとんど「ここが良かったよー」みたいな。そんな甘くていいのか?って思うんですけど(笑)、私、お姉ちゃんにホメられるのが一番うれしいんです。理由はよく分からないんですけど、やっぱり姉妹だからなのかな。
――今後の女優としての目標は?
どんな役が来ても、自然な演技ができる人。大竹しのぶさんや宮沢りえさんに憧れていて、いつも本当にお美しいですよね。あとは乗馬や殺陣、アクションのお芝居にも興味があって、今はとにかくいろんなことに挑戦したいです!
【注目女優・平祐奈に直撃!「眉毛は“聖域”なんです!」(後編)に続く】
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