橋本マナミ「地上波でここまでやっていいんですか?」

2016/04/20 21:00 配信

ドラマ

会見には栗山千明ら豪華キャスト&原作者・林真理子が登壇した

林真理子の傑作不倫小説を約20年ぶりにドラマ化する、4月29日(金)スタートの金曜ナイトドラマ「不機嫌な果実」(テレビ朝日系)。先日行われた制作発表には、主演の栗山千明を筆頭に、市原隼人高梨臨橋本マナミ成宮寛貴稲垣吾郎、原作者の林真理子が登壇した。

不機嫌な果実」は、既婚者である主人公・麻也子(栗山)が情熱的な音楽評論家・通彦(市原)と出会い、道ならぬ愛に溺れていくさまを描く、大人の泥沼ラブストーリー。

市原も「小説を読んで初めて赤面した」と明かしたほど、女性心理や情事を赤裸々に描いた原作だが、今春のドラマはそれ以上に濃厚かも、と話題を集めている。

会見では、原作を手掛けた林ですら「脚本を読んだら、もっともっと過激になっていた!」と、驚きの表情を見せるなど、男性諸氏だけでなく女性もワクワクしそうな展開が待ち受けている。

本作でセクシーなシーンにも果敢に挑む栗山は「緊張を和らげるためにも、空き時間にはたわいない話をして、相手の方とコミュニケーションを取っているんです」とコメント。物語序盤で一緒にラブシーンを演じることが多い成宮も交え、撮影エピソードに花を咲かせた。

すると、麻也子の夫・航一を演じる稲垣が、“夫”の前で堂々とそんな話をされ、嫉妬(しっと)したのか「僕は今、非常に“不機嫌”です(笑)」と告白。「こんな不倫される立場の僕ですが、今後、僕にもいろいろな展開があってセクシーなシーンもあります。原作とはまた全然違う展開があるので驚きですよ! “黙っていないぞ”という感じです」と、今後の意外な展開もほのめかしながら、妻たちへリベンジを誓った。

一方、市原は「僕は監督から『中学生のような初々しい恋をしてほしい』と言われています。なので、本当に好きな人と一緒にやりたくなるようなシーンや、『こんなことをしたかったな』と思うようなシーンが多いので、楽しんで演じさせていただいています」と演じる上で心掛けていることを明かした。

そして、麻也子の友人・玲子役の橋本は「若い男性と不倫をしまくる人妻を演じます。本当に毎回、現場に行くたびキスシーンやベッドシーンがあり『地上波でここまでやっていいんですか?』というくらいの濃厚なシーンばかりで、ドキドキしながら演じています」と、ドキリとするようなコメントで盛り上げた。

また、会見では麻也子と航一の寝室に飾ってある、幸せ絶頂期のウエディング写真も公開。

「実はセクシーなシーンの撮影より、恥ずかしかったんです。それまでは素っ気ない航一さんとのお芝居が多かったのに、急に優しくされて、ドキドキしてしまうような感じでした!」と打ち明ける栗山の隣で、稲垣は「栗山さんはすごく美しくかったのですが、やっぱり“この人、不倫しているんだな”と思うと何だか複雑で…。見るたびに切ないですね」と苦笑い。

ちなみに、そんな2人の写真を見ても、麻也子の不倫相手を演じる市原&成宮は、劇中同様にどこか余裕の表情で「僕は役柄上真っすぐ過ぎて、旦那さんが見えないですね(笑)」(市原)、「僕は大人の不倫を楽しむ役なので、幸せそうな結婚式の写真を見ても何とも思わないです(笑)」(成宮)と、サラリと切り返した。