「ダンガンロンパ THE STAGE」でも主演を務める若手俳優・本郷奏多が、7月期放送のアニメ「ダンガンロンパ3-THE END OF 希望ヶ峰学園-」で声優として出演することがわかった。
「ダンガンロンパ」シリーズは、累計出荷80万本を誇るスパイク・チュンソフトの人気ゲームソフト。さまざまな分野で“超高校級”な能力を持つ高校生が集められた希望ヶ峰学園を舞台に、「卒業するためには、仲間を殺すこと」というルールを強要された生徒たちが、同級生を殺した犯人を学級裁判で推理していく推理アドベンチャーゲームで、10年の発売以来、コミック化やアニメ化、舞台化とさまざまな展開を見せてきた。
’90年生まれ、25歳の本郷は、映画「テニスの王子さま」(06年)主演、映画「GANTZ」(11年)への出演などで知られる若手人気俳優。15年にはBSスカパー!ドラマ「アカギ」で主演し、高い評価を得た。もともと原作ゲームのファンでもある本郷は、初舞台化作品「ダンガンロンパ THE STAGE~希望ヶ峰学園と絶望の高校生~」の初演(14年)、ことし6月の再演ともに“超高校級の幸運の持ち主”苗木誠役で主演を務めるなど、シリーズとの縁も深い。
アニメ「ダンガンロンパ3―」はシリーズ完結編の位置づけで、苗木たちが活躍する「未来編」と、「スーパーダンガンロンパ2」のキャラクターたちの過去が描かれる「絶望編」の2部構成。本郷は新キャラクター・御手洗亮太を演じる。超高校級の生徒たちが活躍するという設定だけに、御手洗がどんな特性の持ち主なのかが気になるところだが、本郷は「僕の口からはどんな役柄かはあえて言わないことにしますが、非常に演じがいのあるキャラクターです」と、役柄については“ノーコメント”。また、舞台版で主演を務めている事にも触れ「自分にとってこのタイトルはとても大切なものなのだと改めて感じました…! ダンガンロンパという作品に少しでも恩返しができるよう、どちらも精一杯演じ抜きたいと思います」と、気合いの入ったコメントを寄せている。
アニメ、舞台と多面展開する「ダンガンロンパ」。そのプロジェクトの要、本郷から目が離せない!