小雪が孤高の“キャリアウーマン”を熱演!

2016/04/23 05:00 配信

ドラマ

5月28日(土)放送の「ドラマスペシャル ゴールドウーマン」で小雪と鈴木保奈美がで初タッグ!(C)テレビ朝日

テレビ朝日系で、5月28日(土)に小雪主演の「ドラマスペシャル ゴールドウーマン」が放送されることが分かった。

本作は、'15年に「第5回日経小説大賞」に輝いた芦崎笙氏の小説「スコールの夜」が原作で、現役財務省参事官がつづったことで大きな話題を集めた作品。'16年の現在に舞台が移され、初めて映像化される。

主演を務める小雪は、帝都銀行でがむしゃらに働いてきた女性総合職・吉沢環を演じる。出世と引き換えに子会社の清算、200人のリストラを命じられた環(小雪)は、逆風が吹き荒れる中、この清算劇に隠された衝撃の真実にたどり着く。

“鬼”になることを決意した環は、苦悩の果てに派閥争いに終始する男たちに、ある挑戦状をたたきつけるという物語。

小雪は「“男性社会の中で女性が生き抜く姿を描きたい”と、この作品のお話をいただきました。重厚感のある脚本で、どう表現していこうか楽しみも不安をありましたが、新しいものにチャレンジする気持ちは常に持っていたいので、やりがいのあるお仕事だなと思って取り組んでいます」と意気込みを語る。

また、本作で小雪は初の銀行員役に挑み、“仕事とは、人生とは何か”と悩みながらも懸命に生き抜く孤高のキャリアウーマンを演じる。

出世するためには女を捨てるか、女を使うか…、男社会の壁に突き当たりながらも組織と闘う環の姿は、働く女性のみならず、全ての女性たちへのエールとなりそうだ。

役柄にふさわしく、小雪はスーツ&ハイヒールでさっそうと登場し、タイトルにちなんで衣装のどこかに必ず“ゴールド”に輝くアイテムを身に着けているところも注目。

主人公・環について、小雪は「がむしゃらで思った通りに真っすぐ突き進むタイプ。“仕事ができる”という以上に、責任感を持って仕事に当たる女性で、“志”と“勢い”がありますね。目標突進型で、あまり振り返ったりしないところは、私と似ているかもしれません」と明かした。

また、今回小雪と初共演となる鈴木保奈美は、環の先輩にして最大のライバル・矢島舞を演じ、敵か味方かなのか分からないやり手の女性管理職を熱演する。

鈴木は「これまでこういった“企業モノ”のような作品には出演したことがなく、格好いい女性の役をやらせていただけてうれしいです」と喜ぶ。

一方、初共演の鈴木について小雪は「保奈美さんとの共演が楽しみでした!『東京ラブストーリー』など、保奈美さんの出演作はせりふも覚えてしまうほど拝見していましたが、あのときのままお変わりなくいらっしゃるので、まるで自分が夢の中にいるような、ちょっと変な感覚です(笑)」と喜んだ。

さらに、環の元教育係で現在は清算対象の子会社に出向している菊田祐介を村上弘明が好演。その他、駿河太郎伊武雅刀六角精児矢野浩二MEGUMI山本學吉行和子ら豪華かつベテランの共演陣が集結。

そして、全員の身長が180cm以上の8人組男性音楽グループ・SOLIDEMOの新曲「Landscape」のカップリング曲「Ride on」がエンディングテーマに決定した。

最後に、小雪は「この作品の舞台となった銀行のような男性社会で女性が生き抜くのは、とても大変なこと。女性の皆さんにとって爽快感が味わえるドラマになると思います」と期待を込めた。

【あらすじ】

帝都銀行に勤める女性総合職の環は、必死にキャリアを積み、銀行の参謀本部とも言える“総合企画部関連事業室”の室長に抜てきされる。

そこで、環が新頭取・甲斐田(寺泉憲)から命じられたのは子会社「帝都事務サービス」の解体と200人に及ぶ社員のリストラだった。

環は部下の斉田勉(駿河)と「帝都事務サービス」に乗り込むが、リストラ対象の社員から猛反発を受ける。そんな中、環は舞から“汚れ仕事”を押し付けられたと分かり、さらに「帝都事務サービス」が長年担ってきたひそかな役割に気付いてしまう。