テレビ東京系ほかで放送中の「未来世紀ジパング~沸騰現場の経済学~」(毎週月曜夜10:00-10:54ほか)。1月11日の放送から産休・育児に入っていたメーンMCのSHELLYが、4月25日(月)の放送から番組に復帰することが分かった。
番組では、少子化の日本を生き抜く女性が活躍する新時代のあるべき姿という考えから「産休シフト」を始動。
SHELLYが不在の間、かつてMCを務めていた大浜平太郎がヘルプに入る他、SHELLYと親交のある“SHELLYフレンズ”こと、小島瑠璃子、ハリー杉山、ホラン千秋、山口もえ、ユージらが交代で毎回一人ゲストとして友情出演していた。
番組収録後に行われた復帰会見に出席したSHELLYは「いない間ご迷惑お掛けしてしまいました。今、番組でも取り上げていたりしますが、女性の職場復帰が難しいということが注目される中、私はものすごく運良くサポートしてくださる番組に就くことができたので、『赤ちゃんを産んだ人をこういうふうにサポートすると(現場)に戻ってこられるんだよ』といったメッセージになって伝わるといいなと思っています。
子供も小さくて不安もあるのですが、仕事に戻れることは自分の自信にもなりますし、子育てにもいい影響を与えるのではないかと思います。これからは、数カ月間のブランクを取り戻すように頑張っていきたいと思います」と喜びと意気込みを語った。
産休中に番組を見ていたというSHELLYは「自分がいない番組が普通に放送されていることに、非常に不安を感じました(笑)。番組立ち上げの時にもすごくお世話になっていた大浜(平太郎)さんのサポートもすごく大きかったと思いますし、秋元(玲奈アナ)さんのトークがどんどん安定してきて、それが私が不安になる材料だったんですけれど(笑)。
でも、見ていて新鮮な気持ちで番組を感じることができましたし、MCとして立たせていただいていると、どうしても発信する側の気持ちで見てしまうんですけれど、純粋に視聴者として、『世界ではこんなことが起きているんだ』『日本はこうなるかもしれない、こんなチャンスがあるんだ!』と楽しむことができて、いいリセットになった気がします」と笑顔を見せた。
そして、久しぶりの収録に「びっくりするくらい脇汗をかきましたね。すっごく緊張しました」と告白したSHELLYは「すごくいい緊張感でした。数カ月間は赤ちゃんと向き合う時間でしたけれど、人に見てもらったりとか、人に期待されたりすることに応えなければいけないというプレッシャーも久しぶりに感じて、すごく新鮮で楽しかったですね」と収録の感想を語った。
また、“SHELLYフレンズ”の活躍について「ユージさんは見ていて、いろんな視点でコメントしてくれていたのでそれが面白かったですね。父親としての目線や、外国(アメリカ人の血が流れる彼)からの目線、日本で生活している人としての目線と、等身大の彼のコメントが見やすかったなと感じましたね。
逆にハリー杉山は、『やたらカッコつけてるな』って。こういう番組にでるからには、『しっかりかっこ良く映りたい』という彼の思いが強過ぎたなと思いました(笑)。本人にも注意したんですけれど(笑)。
でも本人(ハリー杉山)もやっていくうちに、『もっと自然にやっていいんだ』と感じたみたいで後半はどんどん面白くなっていって『いやー! いい番組だね』と言ってもらえましたし、プライベートで仲の良い友達がこの空気を感じて番組を見てくれて、あれこれ意見を言ってくれるのもうれしかったです」と明かした。
そして、母親ならではの視点で今後取り上げてほしいテーマについてSHELLYは「女性の視点から見た時に、子供を産んでから女性が職場復帰できない問題は、家計的にも大変だろうし、ストレスの面でも大変だと思っていました。
キャリアのある人に戻ってきてもらって、貢献してもらった方が企業側もいいのではないかということもあるので、女性だけでなく日本全国で見た時に、男性の考え方も変わらないといけないのではないかと思いました。
まだ、日本の経済を支えている人に届けきれていないと思うので、こういう番組で身近な問題として取り上げていただけたらと思います」と力強く語った。
最後に、母として職場復帰を果たしたSHELLYは「体力はあるので、家庭に迷惑にならない程度にバリバリ仕事も頑張っていきたいと思います。不安もありましたけれど、この(家庭との)切り替えもいいかもしれないなと思っています」と今後の活動に前向きな姿勢を見せた。
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