「ズートピア」が日本でも快調なスタート!

2016/04/25 22:44 配信

映画

ズートピアは4月23日に日本でも公開初日を迎えた(C)2016 Disney. All Rights Reserved./Disney.jp/Zootopia

4月23日より日本公開スタートしたディズニーのファンタジーアドベンチャー「ズートピア」が、4月23日、24日の2日間で興行収入4億4千580万4900円、動員・32万9千513人を記録し、洋画大作や人気の邦画アニメがそろう中、快調なスタートを切った。

既に公開されている全米では、ディズニーアニメーション史上No.1のオープニング興収を記録し、異例の3週連続首位を獲得。成績のみならず作品の評価も高く、今もなお世界各国で絶賛の声が後を絶たず、そのズートピア旋風は早くも日本にも起こり始めている。各界の著名人からの評価も非常に高く、続々とコメントが寄せられている。

そして、公開直後からSNSでも「傑作!」「最高!」など、映画を見た直後の興奮した様子や「ジュディが同僚に似ている!」「ジュディみたいな女性よくいるよね」「ニックみたいな彼氏が欲しい!」などのコメントも多く、人間世界のような設定を身近に感じている様子も見られた。

その他にも、社会問題を取り上げた深いメッセージが客層を広げ、子供のみならず、大人も十分に満足できるディズニー・アニメーション作品として受け入れられているようだ。

また、Dream Amiが歌う本作の主題歌「トライ・エヴリシング」も観客をとりこにしている要素の一つ。劇場を出た後に「やるのよ~」と口ずさむ人や「曲が頭から離れない!」という声も相次ぎ、「アナと雪の女王」の「レット・イット・ゴー」に続く楽曲としてさらなる話題を集めている。

3月30日付けの有線ランキングでは、英語版のシャキーラとダブルで1位を獲得し、公開前に1位を記録するという「アナ雪」でも果たせなかった大記録を樹立している。

公開初日から「吹き替えも見たから、字幕も見よう」、「何回も見たい!」など、早くもリピート宣言する人や第三者に薦める人も多く、高評価の書き込みに触発され「興味がなかったが、見たくなった」という人も。

今後も息の長い興行に期待が集まる。その他、映画の大ヒットと相まって関連グッズの売れ行きも急上昇。今回、主役のジュディとニックだけでなく、サブキャラも商品化され、ナマケモノのフラッシュやチーターのクロウハウザーなども幅広い人気を集めている。

スタジオジブリの鈴木敏夫氏は「こんな映画がなぜ誕生したのか? 動物たちが主人公なので子ども向けかと思ったら大間違い。この作品は資本主義の果てに、どういう社会が生まれるのかを暗示している。ディズニー映画の中でもずば抜けた傑作です!」と、絶賛した。

また、演出家・テリー伊藤は「『アナ雪』を超えた! アニメーションの常識を覆す作品! 動物たちを通じて、今の社会を描いている。『トイ・ストーリー』のすごさと『カーズ』の世界観が合わさった傑作だから、世代を越えて見てほしいし、アニメーションの食べず嫌いの人ほど、見てほしいね」と、推薦した。

ズートピア旋風はとどまることを知らない。

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