6月に京都・東京で上演される萩尾望都原作による舞台「演劇女子部『続・11人いる!東の地平・西の永遠』」の制作発表記者会見が都内で行われ、主演を務めるモーニング娘。'16が登壇した。
本作は、萩尾の同名小説を舞台化した作品で、モーニング娘。'16メンバーがオールダブルキャストを務める。また、舞台演出としてイリュージョニストの原大樹氏を招き、モーニング娘。の舞台史上初めてイリュージョンに挑戦しており、舞台全体が幅広い層にも楽しめるものとなっている。
制作発表会見には、上演時は既に卒業している鈴木香音を除き、全メンバーが集結。
最新メンバーの12期では、他の3人が控えめにしている中、自分の美貌に自信たっぷりの牧野真莉愛(まりあ)は「(演じる)オナは譜久村聖さんよりも大人っぽく、色っぽく演じられるように頑張りたいと思います。そして、チュチュはかわいい女の子なので今よりもっとかわいく演じられるように頑張ります」と、笑顔を見せた。
ダブルキャストの衣装について質問されたときも、牧野は先輩たちがズラリ並ぶ中でも前へ前へ出ていき「私が1番かわいいと思います」と満面の笑みで言い切る。そればかりか、ただでさえ先輩と同じ役を(ダブルキャストで)務める重圧もありそうなところなのに、「12期はモーニング娘。の中では1番下なんですけど、譜久村さんと同じ役をやらせていただくので、先輩に遠慮せずに頑張っていきたいと思います」と、強気に言い切っていた。
作品にちなんで、「やってみたいイリュージョン」について話が及ぶと「はい! はい!」とやる気十分に挙手したまりあ。にもかかわらず「できるか分からないんですけど、イリュージョンって聞いて頭に浮かぶのが『ドラゴンボール』のベジータと悟空がやる…」と語り出し、先輩の飯窪春菜に「それ、フュージョン!」とツッコまれる一幕も。
それでも、めげずに「なので、それとは違うかもしれないんですけど、“超サイヤ人”みたいに(見た目が)変わるのをやりたいと思います」と、平然と言ってのけた。
そして、しまいには“欲しい超能力”についての質問に「(『ドラえもん』の)“四次元ポケットを手に入れたら、全部の願いがかなうと思うんですよ。『どこでもドア』もあるし…」とニコニコと話し、先輩たちに一斉に「超能力じゃないよ!」とツッコまれていた。
憧れの先輩に挙げる道重さゆみにも負けず劣らずの「自分が1番かわいい天然キャラ」の牧野は、ネット上でも「美しすぎる」と評判だ。
自信家っぷりと、常に前へ行く姿勢を見せる“まりあ様”が、モーニング娘。'16の中心(センター)に上り詰める日もそう遠くない話かもしれない。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)