中居正広が、父の最期を前に行った“終活”とは?

2016/04/27 13:55 配信

芸能一般

「中居正広の終活って何なの!?~僕はこうして死にたい~2016」(フジテレビ系)で中居正広が、坂上忍(写真左)らゲストを前に、自身の“終活”を語る

昨年2月に放送され、大きな反響を得た「中居正広の終活って何なの!?~僕はこうして死にたい~」(フジテレビ系)が1年ぶりに放送されることが決定した。

同番組ではさまざまなテーマを通じて、「終活」つまり「死」を迎えるまでにどのような準備を整えておくべきかについて中居正広がゲストと共に学んでいく。くしくも前回の同番組の放送は中居の実父の通夜が執り行われた2月21日と同日。そんな奇遇が重なる中での放送となった。

第2弾の放送では、父親の最期を目前にした中居が行った「終活」についても大いに語られる。

ほか番組では、さまざまな終活の形を報告。スタジオには相続に詳しい弁護士、医師、生前整理、遺品整理の専門家など各分野の専門家が出演し、少しでも理想に近い形で死を迎えるため、あるいは大切な人を送り出すために必要な知識を分かりやすく解説する。 

また、今話題の「親家片」(おやかた)を冨士眞奈美・岩崎リズ親子が体験する。「親家片」とは、親が元気なうちに親の家で行う生前整理のこと。大切なものに囲まれ埋もれていたいという母に対して、片付けを決意する娘。親子の共同作業により本当に大切なものとは何かを見いだしていく。

さらにゲストたちが、家族の死に向き合ったときの体験などをふまえて本音の議論を展開。岡江久美子は「何も残さない、思い出だけで十分」と言い切り、坂上忍も何も残さない考え方を支持する。

同時に「実際に自分が死に向き合ったらそうできるかは疑問」と語る坂上は、中居が父親の最期を目前にした時の父との過ごし方について「自分はそこまでできるだろうか」と感想を漏らす。綾小路きみまろもそんな中居に「本当に親孝行ですね」と声を掛ける。

一方で鈴木奈々は夫には言い残したいことがあると熱弁を振るい、加藤諒も自分の葬儀についてユニークなアイデアを披露する。

時に笑いながら、時に涙しながら、ゲストがそれぞれの思いをこめて大いに語り合う終活スペシャルは、4月30日(土)夜9時よりフジテレビ系にて。

■収録を終えた中居正広のコメント

僕自身は終活について、「リアリティーをもって準備しなきゃ」という思いと、いや、まだまだやりたいこともあり終活について考える感覚が乏しいといいうところとをぐるぐる回っている感じです。

(最近、自身の中にあった変化に触れ)事件や事故のニュースを見たときに、そこから何か学びがないと報い・救いがないのでは。そういう意識を持つことがちょっとした供養になるのかなと思います。自分が生かされている中で継承していく、残さなければいけないことがあるのではと思っています。自分は微力ですが何か意識することが大事なのではないか、ようやくそんなことも考えられるようになりました。

(2回目を迎えた同番組について)回を重ねることに意味があるのではと思っています。見る方それぞれに解釈の仕方もばらばらだと思いますので、何かしらの意識を持ってもらえたらいいなと思います。

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