テレビ朝日系で毎週木曜に放送中のドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士」。「レッド!」と呼ばれるアソシエイト弁護士・赤星元役の山崎育三郎にインタビューを敢行。竹野内豊ら共演者の印象やドラマの魅力などを語ってもらった。
同ドラマは、企業法務を専門とする咲坂(竹野内)ら弁護士が、企業から持ち込まれるさまざまな案件に法律を駆使して立ち向かう姿を描く。赤星は、松雪泰子演じるパートナー弁護士・佳恵をサポートするというという役どころだ。
――今回、弁護士を演じられていますね。演じてみてどうですか?
弁護士役は初挑戦です。法廷シーンや難しい法律用語などをイメージしていましたが、実際に台本を読むとコメディーの要素があり、法律の知識がなくても読むことができました。
――弁護士バッジを着けた気分はどうですか?
気持ちが引き締まります! 背筋がしゃきっとする感覚はありますし、外へ行くとまぶしいくらいに(バッジが)キラキラ光るので、これを着けないと赤星になれないです。
――では、山崎さん演じる赤星はどんな人物ですか?
佳恵さんに付いていくシーンが多いので、臨機応変に対応する行動力と瞬発力で、頭をフル回転させているところがありますね(笑)。佳恵さんはテキパキしているので、赤星は必死に付いていっています(笑)。
また、赤星は「神宮寺法律事務所」の中で一番オシャレですね。ちょっとズボンの裾が短めで、赤い靴下をちらっと見せているんです。全身が写った時にチェックしてみてください!
――山崎さんと赤星が似ているなと思う部分はありますか?
赤星は、周りを冷静に見ていて要領がよく、ちょっとせっかちでパキパキ仕事ができる。あっ、自分で仕事ができるって言っちゃいました(笑)。
――脚本を手掛けている福田靖さんの魅力を教えてください。
(福田さんは)僕のミュージカルも見に来てくださっていたようです。今回出ている一人一人の役も芯を持って明確に描いていて、役者にすごく愛情がある方です。せりふのリズムも、みんなで会話をするだけでテンポがよくなって、周りが笑ったりとか。
1話ずつ完結していますし、年齢関係なく誰が見ても理解できて、本当に絶妙なところを表現しているなと。大好きな脚本家になりました!
――赤星は、松雪さん演じる佳恵をサポートする弁護士ですが、松雪さんはどんな方ですか?
芯があって姿勢のいい方です。カメラが回り“佳恵モード”になるとスイッチが入りテキパキ動き出して、カメラが回っていない時は柔らかい雰囲気でとてもソフトです。このギャップがすてきですね。
赤星君も、そういった佳恵さんの強さとか色気とかにほれている部分もあると思います。(振り回されながらも)付いていきたくなるような女性ですね、佳恵さんも松雪さんも。
――佳恵の元夫・咲坂を演じる竹野内さんの魅力を教えてください。
竹野内さんとは初共演です。本当に格好いいですね! 男の僕から見てほれる男性です。特に声がいいです、低音域で低い声! これまでテレビなどを通してしか竹野内さんの声を聞いたことなかったんですが、(実際に会って)竹野内さんの声が体に響いてビックリしました。
赤星は、ちょっと咲坂先生を意識しているんじゃかな。咲坂先生はオシャレで、赤星は咲坂先生に負けたくないとオシャレしていますが、赤星はきっと咲坂先生よりオシャレだと思っています(笑)。
――アソシエイト弁護士の後輩で熱海役の賀来賢人さんとは番組のInstagramでもお二人の写真がアップされるほど仲の良さがうかがえますが、どのようなお話をされるんですか?
“かっくん”“いっくん”と呼ばれています(笑)。賀来君とは、ミュージカルの話などをするんですが気が合います。賀来君はずっと自然体でみんなに好かれる性格なので、お芝居をしていて楽しくていいキャッチボールができる感覚がありますね。賀来君のお芝居は面白いです!
――タイトルにちなみまして…仕事をする上での“グッドパートナー”なグッズはありますか?
加湿器です。ミュージカルで歌うことも多く、車でもどこでも加湿器を持ち歩いています。持ち歩かないと落ち着かないくらいです!
――山崎さんはミュージカルでもご活躍されていますが、ミュージカルとドラマの違いはありますか?
ミュージカルとドラマでは「大変だな」と思う部分が違います。ミュージカルは、同じシーンを何百回も1カ月以上をかけて稽古をして、お客さまの前に立ちます。ドラマは瞬発力だなという感覚があって、そこまでコミュニケーションを取れていない役者でも、相手を見ながらお芝居のキャッチボールをしていく、それでOKだったらテレビで流れる。
カメラに向かってせりふを言うのもどうしたらいいのか、最初はどれくらい声を出していいのか戸惑いましたけれど、やりながら自分なりにつかんでいきました。
――では、最後にドラマの見どころを教えてください。
この作品は、弁護士の法務ドラマとホームドラマの二つが重なっている感覚の作品です。世代は関係なく共感してもらえる部分があり、見ると必ずスカッとした気持ちになれると思います。咲坂先生と佳恵さんの元夫婦のやりとりがすごくかわいらしいですし、キュンキュンします。それが魅力的で見どころです!
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