「鈴木おさむ劇場『美幸-アンコンディショナルラブ-』」が5月12日に初日を迎え、出演する鈴木浩介と大島優子が囲み取材に応じた。
本番直前の心境を聞かれ「落ち着いてます」とリラックスムードの大島に対し、鈴木は「昨日は全然寝られなくて、こんなに緊張しているのは人生で初めてくらい緊張してます。大島さんと真逆です」とそれぞれ明かした。
“無償の愛”というのが一つのテーマという今作。大島は「きょう舞台に立つまでにせりふを覚えるのがいっぱいいっぱいで、一つ一つ読み解いていくことはやっていたんですけど、全てできているわけではないので、千秋楽までにちゃんと自分の中に染みていけばいいなと思います。やっていく方も悩みながらやっていくんだなと、舞台っていうのはそういうものなんだなと思いました」と舞台の難しさを実感している様子。
そんな大島に対して鈴木は「大島優子最強伝説の幕開けじゃないですかね。本当に心強いんですよ。僕がどんなにテンパったって、全然落ち着いて対応してくださるんですよ。心強い! 僕があわあわしていても、大島さんはしっかりと受け止めて次の芝居に移行してくださる」と絶賛した。
今回の作品は二人のみの出演のため、せりふの量も膨大だという。
大島は「ひたすら台本を読むしかないですよね。初めてあんなに台本を開きました。2回目の舞台で二人芝居で、膨大なせりふとずっと出っぱなしというところで、こんなに大変なんだ。これをコンスタントに続けている役者さん、本当に恐れ多いなと思いました」と数々の先輩たちに敬意を表した。
そんな中、記者から「AKB48 45thシングル選抜総選挙」についての質問が寄せられた。
「えっ? もうCD出しているんですか? シングルの? あぁ来月? もうテレビも見ないでいっぱいいっぱいの生活を送っていたので」と大島は若干関心が薄れた様子。
さらに「何回目なんでしたっけ? もう8回か…8回目なのでいよいよダレてくるんじゃないですかね」とまさかの爆弾発言。
「ダメでしょ…先輩からの大事なメッセージだから、イベントに関してダレてくるとかじゃなくて、違う違う! もうちょっと後輩たちに向けてあるでしょ」と鈴木からなだめられる一幕も。
「でも、たかみな(高橋みなみ)が卒業してからのAKBだから、ここでセンターが決まるというのは大きなことだと思いますし、でもセンターだけじゃなくてここで誰がどう自分をアピールして動いていくのかというのが今後につながると思います。
順位ももちろんあるんですけど、どうやって自分をアピールできたか、見ている人は見ていますから、そこが一番重要だと思うから自分らしさを、自分と向き合いながら出してほしいなと思います。順位じゃないぞ」とフォローした。
「一番推している方は…まぁ花贈ってくれたし、武藤十夢って言っておきます(笑)」と爆笑のまま囲み取材を終えた。
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