JOY、城南海「カラオケ★バトルコンサート」で熱唱

2016/05/16 19:06 配信

芸能一般

5月4日の昼公演に出演したJOY、翠千賀、RiRiKA、林部智史、城南海、堀優衣、角田龍一、鈴木杏奈、佐々木麻衣と、進行・繁田美貴アナ(左から)(C)テレビ東京

テレビ東京系で放送中の音楽バラエティー「THEカラオケ★バトル」より、番組初のコンサート「THEカラオケ★バトル コンサート」(全3公演)が、5月4日、5日に神奈川・相模女子大学グリーンホールで開催された。

5月4日の昼公演には、城南海JOY、林部智史、翠千賀、RiRiKAの他、番組の“U-18四天王”こと、佐々木麻衣、堀優衣、角田龍一、鈴木杏奈が出演。城、翠、RiRiKAの歌声による「夏の終りのハーモニー」でスタートした。

進行役のテレビ東京・繁田美貴アナが、オープニングを飾った城ら3人に感想を聞くと、RiRiKAは「本当にたくさんのお客さんに見ていただいてビックリしています。そして、いつもは戦っている私たちなんですけれど、こうして一緒に歌うことができて本当にうれしいです。皆さん最後までお楽しみください」と笑顔を見せた。

続いて、翠は「何と言ってもきょうは点数(採点)が出ないんですよ(笑)。この安心感! 皆さんには分からないかもしれないんですけれど、好きに歌えるって幸せですよね。私たちも、思い切り自分たちの歌を歌いますので、最後まで皆さん付いてきてくださいね!」と喜びを語った。

そして、城は「このようなホールで、こうして皆さんに歌を届けられるのがうれしいです。(番組では)ライバルですけれど、本当はすごく仲がいいのでその姿を届けられるのもうれしいです。きょうは皆さん楽しんで行ってください!」とアピールした。

その後、出演者は歌声をつなぐように次々と歌声を披露。トップバッターの林部は、辛島美登里の「サイレント・イヴ」と、自身のデビューシングル「あいたい」を歌い、会場に透明感ある歌声を響かせた。

また、RiRiKAは小坂明子の「あなた」や自身が作曲したシングル曲「My Dearest」を、翠は安全地帯の「恋の予感」などを熱唱。

そして、一青窈の「ハナミズキ」と中島みゆきの「糸」をしっとりと歌い上げたJOYは、「僕、『JOY COVERS』(1stアルバム)でこの曲(ハナミズキと糸)をカバーしているんですけど、全然売れなくて、2年あったレコード会社の契約が、たったの1年で終わりました」と自虐的な発言で会場を盛り上げた。

さらに城は、自身の3rdアルバム『尊々加那志~トウトガナシ~』に収録されている「月と月」、RUI(柴咲コウ)の「月のしずく」を独特のこぶし“グイン”を生かし披露。会場は大きな拍手に包まれた。

他にも、「デュエット★バトル」と題し、“U-18四天王”からペアで2組、プロ歌手からペアで1組の計3組が選抜され、カラオケの採点機能でデュエットの歌声を採点し、点数を競う企画も。

佐々木と鈴木は浜圭介と桂銀淑の「北空港」を、角田と堀はアニメ映画「塔の上のラプンツェル」('11年)の「輝く未来」を、大人顔負けの歌声で披露。そして、プロ歌手からは城と林部が「A Whole New World」を圧倒的な歌唱力で歌い上げ、観客の心をつかんだ。