NHK BSプレミアムで7月15日(金)からスタートするBS時代劇「伝七捕物帳」(毎週金曜夜8:00-8:45)の主題歌発表会が渋谷・NHK放送センターで行われ、ももいろクローバーZの5人が登壇した。彼女らは主題歌を歌うだけでなく、7月22日(金)放送の第2回にゲスト出演する。
本作は、'70年代に放送された同タイトルで父・梅之助が演じた“黒門町の伝七”を中村梅雀が受け継ぎ演じるもの。
粋で優しい岡っ引きの伝七(梅雀)が、恋女房のお俊(田中美佐子)に支えられ、お江戸の悪をくじくために奮闘する姿を描く。
取材会でメンバーは、主題歌の「Hanabi」をしっとりと歌い上げた。
時代劇初出演について、百田夏菜子は「やったことのないジャンルだったので、すごく楽しみでした。歌わせていただいたり、お芝居に参加させていただいたりすると『おっと~? 意外とマッチするじゃん!』と思うところもありました。早くたくさんの方に届けばいいなと思います」と自信をのぞかせた。
有安杏果は今回の出演をネットで知ったといい、「本当にびっくりしました!『主題歌やるの?』と」と言うと、百田は「メンバーまで届く情報が遅いんですよ」としみじみ。有安は「マネジャーさんに言うと、『あれ、言ってなかったっけ』と言われました。でもやっぱり、時代劇を見ている方はきっとなかなか私たちの存在を知っている方はまだいないと思うので、今回をきっかけにもっと知ってもらえたら」と意気込んだ。
佐々木彩夏は「時代劇とももクロはなかなか結びつかないと思う方もおられると思いますが、私たちもその中の一人です(笑)。私たちなりに、日本の女性らしさを歌に込められたらいいなと思います。時代劇に花を添えられたら」と笑みを見せた。
玉井詩織は「時代劇の雰囲気と私たちの曲は合うのかなと思っていたりもしましたが、私たちのグループは、もともと『和』をモチーフに作られたグループでして。最近忘れかけているんですけれど、最初はそういう設定でしたので、そう考えると時代劇という日本らしいものは、私たちの原点なのかもとあらためて思ました」とコメント。
高城れには「ちょっとしっとり系の大人っぽい曲になりました。私たちの曲は、サビを5人で歌うことが多いんですけれど、この曲は一人一人の声が聴けるような落ち着いた曲になっています。時代劇はいつの時代もぶれずに、自分の味を持っていろいろな人に表現していくというイメージが強いので、私たちもそんなグループになれたらいいなとあらためて思いました」と意欲を見せた。
また、百田が10月3日(月)スタートの連続テレビ小説「べっぴんさん」(NHK総合ほか)に出演することを受けて、高城が「普段私たち5人で活動しているので誰か一人突出すると、メンバー間でもバチバチします」とまさかのクレームを。だが、今回メンバー全員がヒロインオーディションを受けたことが明らかに。
百田も「私もヒロインオーディションに落ちているんですよ。でも、拾っていただきました」と説明。佐々木は「私たちのことも、ところどころで拾っていただけるとうれしいです」とアピールすると、高城が「他の4人も空いてますよ~」とアピールを重ね会場を笑わせた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)