6月25日(土)に全国公開される、綾野剛主演映画「日本で一番悪い奴ら」より、本作で主演を務めた綾野が扮(ふん)する“日本一ワルな刑事”諸星要一のスタンディパネルが完成した。今週末から全国上映劇場にて設置される。
本作は、日本警察史上の最大の不祥事といわれる“稲葉事件”をモチーフに描かれる、前代未聞の警察エンターテインメント。「凶悪」('13年)で、国内の各映画賞を総ナメにした白石和彌監督と、綾野が初タッグを組むことで話題を集めている。
実際の事件をベースにした本作で、綾野は「正義の味方、悪を絶つ」の信念を持ちながらも、でっちあげ、やらせ逮捕、おとり捜査、拳銃購入、覚せい剤密輸など、あらゆる悪事に手を染めていく北海道警察の刑事・諸星の26年間を演じる。
マーティン・スコセッシ監督が描く、アウトローの一代記のような魅力を放つ作品としても評価が高まる本作。
4月25日に行われた完成披露試写会では、“日悪(ニチワル)紙幣”と称した5億円相当のデザイン紙幣をばらまき、劇中でS(スパイ)を作ろうと主人公・諸星が名刺を街中に配り歩くシーンを模し、劇中さながら諸星の名刺を会場中に大量に降らせるというブラック・チャーミングな施策を実施し、大きな話題を集めた。
このたび、公開に先立ち、綾野扮する刑事・諸星のスタンディパネルが劇場に登場。大きさは、高さ180cm×幅90cmの等身大サイズで、生真面目な顔とも不敵な笑みとも取れる表情で劇場に降臨する。
警官姿でりりしく敬礼している手には手錠がかかっている構図になっており、果たして北海道警察銃器対策課のエース・諸星は犯人を捕らえる側か、それとも捕らえられる側なのか。
日本一ワルな刑事と裏社会のタッグが巻き起こす“ヤバ過ぎる事件”をエンターテインメントとして描いた本作のストーリーを想起させるデザインになっている。
全身全霊で拳銃摘発にまい進した諸星の隣で敬礼すれば、諸星のS気分が味わえるかも。
「日本で一番悪い奴ら」スタンディパネルは5月21日(土)、22日(日)の週末より丸の内TOEI、渋谷TOEI、109シネマズ二子玉川など全国の上映劇場にて設置予定。
※一部、取扱いがない劇場あり
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