「笑点」勇退直後の歌丸と人生の最後を考える！

5月22日(日)夜9時からは、桂歌丸が出演するNHKスペシャル「人生の終(しま)い方」(NHK総合)が放送される。

人生の幕の下ろし方、というと近年ブームを呼んでいる“終活”が思い浮かぶが、ここで取り上げるのは“間近に迫った死を前に、残された時間をどう過ごすか”という人生の総決算。

番組では、著名人の最期の姿や、NHKラジオ「ラジオ深夜便」などに寄せられた投稿を紹介。'15年に亡くなった水木しげるさんの亡くなる間際のエピソードや、妻と二人の子を残して天国に旅立った夫の最期の日々に密着したVTRなどから、どのように人生を終えていくべきかを考える。

また、司会を務める歌丸は、盟友だった五代目・三遊亭圓楽との秘話を語る。圓楽に最後に掛けられたある言葉が、体力の限界を理由に「笑点」(日本テレビ系)の勇退を決めてもなお、高座に立ち続けることはやめない理由だという。

歌丸は、番組への出演を決めた理由を「最初は自分に密着するドキュメンタリーと思っていたので、番組の企画を聞いて(テーマの重大さに)大変なことになったと思いました。ただ、人生の終い方は、自分でも考えなくてはいけないこと。いい番組に出演させてもらったと思っています」とコメントしている。

「笑点」司会を引退したその日に放送されるこの番組で、歌丸が何を語るのか。「笑点」で歌丸の勇姿を目に焼き付けた後は、歌丸と共に、人生について考えてみるのはいかがだろうか。