アプガ・せんごく、動揺しながらもホノルル完走!

2016/05/23 23:08 配信

芸能一般

アップアップガールズ(仮)が「ホノルル駅伝&音楽フェス 2016」に2年連続で出場

アップアップガールズ(仮)が現地時間の5月22日、ハワイ・オアフ島で開催されたイベント「ホノルル駅伝&音楽フェス 2016」に2年連続で出場。軽快な走りを見せ、今回も見事完走を果たした。

今回は仙石みなみ佐保明梨関根梓新井愛瞳による「Team running alien」と、佐藤綾乃古川小夏森咲樹による「チーム参四五」という組み合わせで駅伝に参加。6人1組というルールの中、あえて過酷な道を選んだアプガは'15年と同様に7人のメンバーを3人と4人の2チームに分け、関根と新井以外のメンバーは2区間を担当し、総計42kmの距離に挑んだ。

また、11月8日(火)に東京・日本武道館で初の単独公演を開催することが決定しているアプガは、トレードマークの“(仮)Tシャツ”に「武道館公演開催決定」と書いてアピール。“武道館アーティスト”というプレッシャーを背負いながら走った。

開幕前、仙石は「今回は的場浩司さんのチームやよしもとの芸人さんのチームなど、著名人の皆さんのチームが何組か出場されているんですけど、体力面では負けていないと思うので食らい付いていきたい。去年よりアップアップで絶対に完走します!」と力強く意気込みを語る。

関根も「去年は緊張してたんですけど、今回は楽しみでしかない。プレッシャーはないです! 自己ベストが更新できるように頑張ります!」とコメント。対して古川は、「緊張してます。前日の夜にちょっと体調崩しちゃったんですけど、起きたらだいぶ回復してたので何とか安心ですね。ハワイの絶景を楽しみながら走りたいです!」と笑顔を見せた。

駅伝は日の出前の朝5時30分にスタート。一斉にランナーが走り出す中、第1走者の森と新井は笑顔のまま歩を進めて2区の中継地点を目指す。走るのが苦手という新井は自分のペースでゆっくりと確実に進み、森は長身を生かした広めのストライドでペースを徐々に上げていく。

新井からタスキを受け取ったアプガの“アグレッシブクイーン”佐保は、先に飛び出した古川を抜いてそのまま3区へ。古川からタスキを受け取った佐藤も飛び出し、駅伝は中盤戦に突入した。

佐保は2区、3区を素晴らしいスピードを保ったまま走り抜き、4区で“アプガのスピードスター”仙石へバトンタッチ。唯一の陸上経験者である仙石はタスキを受け取るや、パワフルな走りであっという間にかなたへと消えていく。

対して「Team running alien」に何とか追い付きたい「チーム参四五」は、2区を走り終えたばかりの古川を投入する。

そして終盤5区で仙石からタスキを渡されたのは、走ることが苦手な関根。最長の9.1kmの道のりに挑むことになった関根は、アプガとしてノンストップライブなどの幾多の困難を乗り越えてきた意地を見せ、笑顔で6区に姿を見せる。

「チーム参四五」も負けじと森が豪快な追い上げで差を縮め、関根から仙石へ、森から佐藤へとアンカーにタスキが渡り、いよいよ最終戦へ。

6.3kmの道のりを経て、最初にゴール地点のカピオラニ公園に姿を表したのは仙石だ。チームメイトの3人とゴールゲートをくぐり、4時間6分10秒というタイムでレースを終えた。遅れること16分、疲弊し切った表情で佐藤がゴール付近に到着。最後はアプガのメンバー全員で佐藤を迎え入れて7人でゴールゲートを超え、「チーム参四五」は4時間22分28秒という結果に終わった。

その後、約1時間の休憩を経て、アプガはゴール地点のカピオラニ公園内の特設ステージでフリーライブを開催。ファンツアーで参加していたアプガファミリーからの熱い声援を受け、「アッパーレー」「パーリーピーポーエイリアン」「アッパーカット!」「チョッパー☆チョッパー」「サマービーム!」のキラーチューン5曲を熱唱。

「パーリーピーポーエイリアン」では、佐保がステージを降り、会場中に手書きの武道館公演のチラシを配布。ステージ上では「武道館公演決定」と大きく書かれた特大横断幕を出すなど、集まった観客を楽しませた。

仙石みなみコメント

昨年挑戦した坂道での2区間連続が、今まで私が陸上をやっていたときに出場していたレースと比べてもダントツで苦しかったので、ことしの4区と6区は少しだけ心に余裕がありました。

それに同じチームの佐保が速過ぎて、予想以上にタイムを縮めてくれたことが私のパワーになりました。実は、佐保とは駅伝が始まる前に「うちら2人はとにかく速さ重視で少しでもタイムを稼ごう」って話し合ったんですよ。同じチームの関根と新井が走ることが苦手なので、2人である程度はカバーして、チームとしての最終タイムをいい結果で終わらせようって。

でも、途中で強風に煽られて帽子が飛ばされてしまうというハプニングもあり(笑)。ちょっとだけ動揺もしたけど、終始力を出し切って最後まで走り抜いたのでゴールしたときは本当にうれしかったです。

武道館公演も決まったので泣き言は言ってられないし、それが逆に活力にもなると思ってます。だから、「完走できなかった」なんてことは絶対にあり得ないことで。今回の駅伝もそうですが、この先、自分たちの行動がすべて武道館の結果に直結するんだろうなって思ってます。

古川小夏コメント

2区の9.1kmがとにかく厳しくて。前半はそこまで厳しくなかったんですけど、後半は日差しも強くなってきて向かい風で、体が全く前に進んでいないことに気付いたときは、どうなっちゃうんだろうって思いました。去年走っていたメンバーはすごいなって、あらためて実感しましたね。そして、佐保はやっぱり化け物だなって(笑)。

全員去年よりもパワーアップしていたし、私もつらくても走り切れないとは思わなかったので、そこは今後の自信につながったと思います。今回は走っている最中も武道館公演をアピールできるように、Tシャツのバックプリントに「武道館公演決定」って記載して。実際にランナーの方々から質問されましたし、「頑張って!」って言われるとやっぱりうれしい。

そして来年も出演できたら、よしもとの芸人さんチームや他の著名人の方々のチームにも勝って、駅伝でも芸能人ナンバーワンを目指したいと思います。この1年でみんなパワーアップしたという実感はあるので、駅伝だけじゃなくライブでももっと力強いものを見せていきたいです。

森咲樹佐藤綾乃佐保明梨関根梓新井愛瞳のコメントは、5月24日(火)朝6時配信予定の「アプガ・まぁな、ホノルル駅伝で郷ひろみからエール?」に掲載。