アップアップガールズ(仮)が、現地時間5月22日にハワイ・オアフ島で行われた「ホノルル駅伝&音楽フェス 2016」に2年連続で出場。今回も見事に完走を果たした。
ここでは、軽快な走りを見せた森咲樹、「チーム参四五」のアンカーを務めた佐藤綾乃、'15年同様2区間を連続で走り抜いた佐保明梨、走りが苦手ながらも頑張りを見せた関根梓と新井愛瞳のレース後のコメントを紹介する。
■森咲樹コメント
まず自己ベストが出せたことがうれしくて。それと去年と同様に難所の5区を走ったんですけど、1時間掛からずに走破できたので、自分が1年でパワーアップしてることを実感できました。欲を言えば先に走っていた関根を抜かせたらもっとうれしかったけど、10分以上の差を4分まで縮めることができたのも今後の自信につながりそうです。
何より今回の駅伝は終始楽しかった。始まるまではちょっとビビッてたんですよ。「ハイスパートキングダム」みたいな、2時間ノンストップライブで鍛えられたのが大きかったのかなって。体力的にもギリギリのところまで追い詰められて厳しい側面もあったけど、1人1人が自己ベストを更新できるように高い意識のまま走れたと思います。
今回、有名人の方もたくさんいらしてて「武道館行くの? 頑張ってね!」って声を掛けてもらえたことがとにかくうれしかった。あと、今回はおのおのがイヤホンをして音楽を聴きながら走ってました。これが実はすごくテンションも上がって好タイムにつながったのかなって思いました。
■佐藤綾乃コメント
「爽やかな顔で走る」という目標を立てて走ってたんですけど、3区は結構いいタイムで表情も崩れずに走ることができました。でも、最終6区が日差しが強い時間になってしまって、正直キツかったですね。実はトレーニングの最中に「2区間も走れないです」ってコーチに進言したんですよ。ケガもあったし、駅伝の後はすぐにライブもあったからすごいプレッシャーを感じていて。
そんなこともあり、6区は予想通りにとにかく厳しくて、ゴールも見えないから「もうリタイアしたい」ってところまで心情的には追い詰められてました。でも、ゴール付近で私を待っていてくれたメンバーの顔が見えたときに、うれしさとか安心感とかが込み上げてきて、リタイアしたいなんていう気持ちはどこかに吹き飛んでましたね。
ゴールした後に込み上げてくるものがあって、泣いちゃいましたけど(笑)。このメンバーで走り抜いたこと、あとはアプガファミリーの皆さんに支えられてることをあらためて実感できたこと、全部の要素が絡み合って流れてきた涙だと思います。
本当にことしも走って、完走できて良かったです。走り終わった後は体が全然動かなくて、階段も下りることがつらかったんですよ。でも、ライブでは曲が掛かるとみんないつも以上の力を発揮してて、あらためてアプガ最高だなって思いました。
■佐保明梨コメント
去年と全く同じコースを2区間走ることにしたので、反省点を踏まえつつ挑みました。本当は他のメンバーのように違うコースを走ってみようと思っていたんですけど、私の中では昨年のコースに思い入れがあって。それに2区と3区は苦しいところも全部分かっているので、1年たった今チャレンジして、昨年以上に記録を伸ばしたいと思ったんです。
去年は2区が長くて心が折れそうになったんですけど、2回目ともなると距離感が分かるから長距離に対する不安は特になくて。対して3区の上り坂は、分かっていたけどやっぱり厳しかったです。でも、ここで立ち止まったら終わりなので、最後まで力を出し切るよう、上り坂を力強く歩を進めながら上っていきました。
反省点としてはもう少しスピードを出したかったなってことです。あと、去年は4区でタスキを渡すときに、次の走者がまだスタンバイできてなくて焦ったっていうハプニングもありましたが、ことしはちゃんとタスキを渡せたことがうれしかったです(笑)。
次回も駅伝に参加することができたら、また2区と3区に挑戦して記録を更新していきたいです! そして日本武道館での公演の前に、ここでへこたれることなんてできないって思いました。Tシャツに武道館公演の告知を大きく記載していたので、文字通り武道館を背負いながら、その重たさを実感して走りました。
■関根梓コメント
今回は自分としての目標をいくつか考えてたんですけど、まずは足を止めないという目標を達成できたことがうれしかったです。5区の距離は長くて、気が遠くなりかけましたけどね(笑)。でも、この状況を逆に楽しんで、前向きに走ることができました。
うちのチームは佐保と仙石の走りに助けられましたね。「チーム参四五」もいい走りだったので、ライバルとして私たちも負けてられないなって気持ちになって。最後に佐藤がゴール付近に見えた時は、チームの垣根を超えて一緒にゴールして、あらためて7人の絆を確認できました。
あと、ことしは日本武道館での単独公演も決まっていて、それがあるから今回の駅伝への取り組み方も昨年以上に真剣だったと思います。ライブでは「チョッパー☆チョッパー」が現地の方たちに気に入ってもらえたようで、一緒にチョップをやる振りをできたことがうれしかったです。
■新井愛瞳コメント
疲れました! 第1走者なので私がちゃんと走らないとみんなにつながらないというプレッシャーもあったんですけど、関根、古川が昨年この区間を走ったので事前にアドバイスをもらいました。孤独な戦いになるかなと思いきや、アプガファミリーが一緒に走ってくれたことが私の中で大きくて、それがあったから完走できたと思います。ありがとうございました!
駅伝が終わってからすぐにライブをやったので、アドレナリン出ましたね。とても弾けたライブになったと思います。あと、郷ひろみさんにごあいさつした時に「武道館でライブやるんだね」って言ってもらえたことがうれしかったです。今回の駅伝は自分たちの自信にもなったので、この結果を武道館につなげていきたいです!
※仙石みなみ、古川小夏のコメントは「アプガ・せんごく、動揺しながらもホノルル完走!」記事にて掲載中。
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