アテネ金メダリスト・野口みずきが引退後テレビ初出演

2016/05/27 06:01 配信

芸能一般

野口みずき(写真右)が「イキザマJAPAN」で引退後テレビ初登場(C)カンテレ

カンテレで5月29日(日)に放送される「イキザマJAPAN」(朝6:30-7:00)で、アテネ五輪マラソン金メダリストの野口みずきが、引退後テレビ初出演を果たす。

収録開始冒頭、MCの小籔千豊から「競技人生お疲れさまでした」と花束を渡されると、野口は「走ることに対しての緊張感から解放されました。毎日お酒も飲めるようになりました」と、現在の心境を笑顔で語る。

そんな野口の“イキザマ”に、小籔は『女子力』『金メダルとバッシング』『引き際』『高橋尚子』というキーワードから迫っていく。

野口は選手人生で最後のレースとなった'16年の「名古屋ウィメンズマラソン」について、レース中に感じた複雑な心境を赤裸々に告白。

徐々に先頭集団から離されていったときの様子や、レース終盤で沿道や市民ランナーから送られた応援により勇気づけられたこと、ある撮影カメラマンに心を打たれたエピソードなどを明かし、「最後は花道のようでした」と振り返る。

また、同レース完走後にシドニー五輪金メダリストの元マラソン選手・高橋尚子と泣きながら抱き合った際のVTRが流れると、戦友として共に女子マラソン界をけん引してきた高橋に対し、今まで秘めていた思いを語り始める。

収録後、野口は「小籔さんとの対談やVTRを見ている最中に、グッと込み上げてくる思いもありました。(小籔は)大好きな芸人さんなので、とても楽しくお話させていただきました。私が当時受けたバッシングに対して、アスリート目線で理解してくださったことや、私の言葉が足りないところをフォローしてくださって本当にありがたかったです」とコメント。

一方、小籔は「実際にお話をしてみて、非常に話しやすい方でした。一流アスリートの考え方や“イキザマ”を聞くことができて、勉強になりました。今までストイックにマラソンと向き合ってこられて、本当にお疲れさまでした。これからは、今まで張り詰めていたものを少し緩めて、ノーストイックで楽に過ごしてください。人生を思いっきり楽しんでいただきたいと思います」と野口について話した。

※放送日時について。5月28日(土)の「UEFAチャンピオンズリーグ15/16決勝」(夜3:35)が延長の場合、6月3日(金)夜2:35-3:05の放送に変更の場合あり

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