BoseがNBA観戦に苦悩？「NYを応援するのは辛い(笑)」

シーズン終盤を迎え、プレーオフで優勝を懸けた熱戦が繰り広げられているNBA。今回、長年のNBAファンであるスチャダラパーのBoseを直撃。NBAスター選手のエピソードや、応援し続けているニューヨーク・ニックスへの思いを語ってもらった。

――今季のNBAファイナルは現地観戦されるそうですが、スタッフの方と、アメリカの都市についてお話されてましたね。

もし向こうでNBAの試合を見に行くなら、日本だとどこのイメージだろうって話してて、クリーブランドは工業地帯であんまり大きい町じゃないから四日市だろうって。まぁ遊びには行かないよね、例えばせっかく日本へ旅行に行ったのに、四日市だけに滞在ってないよね(笑)。

でも、レブロン・ジェームズがマイアミ・ヒートからクリーブランド・キャバリアーズに戻ったときにさ、マイアミなんて派手なパーティーの街で、そこで最高なはずなのに、わざわざ地元に戻るっていうのは、今の錦織圭くんが「俺はもう島根でしかやらないよ！」っていうのと同じでしょ(笑)。あんなに世界をまたにかけてる人が地元でっていう、そう考えるとレブロンすごいね(笑)。

――大都会のニューヨークとは対照的な環境ですね。Boseさんが応援されているニューヨーク・ニックスも含め、今季のNBAを振り返ってみていかがでしたか？

今季は見ていて好きなチームけっこうありましたよ。シャーロット・ホーネッツとか、ミネソタ・ティンバーウルブズとか、将来も期待できるし。ワクワクする素材がたくさんいて、面白いじゃんって。ニックスは…あんまり楽しみはないかな！来季楽しいのかなぁ、辛いばっかりなんだよな(笑)。

あ、クリスタプス・ポルジンギスは最高。でも、それを大切にしようねってことですよね。今までも良い人いっぱいいたのに、他のいろんなチームで活躍していらっしゃるから(笑)。HCも変わるけど、プレッシャーの割には得なことがあんまりないっていうかさ。メディアが注目するからこそ、名をあげるには良いんだろうけど、良い目にあったHCっていたっけ？全然いなかったんじゃないかな(笑)。

選手も関係ないこととの闘いですもんね。JR・スミスも、ニックスはなんせ悲観的で、ファンが「勝たなきゃダメなんだ！」ってずっと言い過ぎてるから、逆にみんな萎縮して勝てない。逆にクリーブランドは、町にいてもすごい励まされるって(笑)。「俺ら喜んでるよ！」ってみんな言ってくれるって、ニックスだと「何で負けるんだ！」って言われるっていう、その差はでかいんじゃないかな(笑)。