狩野恵里がモヤさま語る「120%素の私が出ている」

2016/05/31 06:00 配信

バラエティー

東京・上野恩賜公園で柴犬まるを散歩中のさまぁ~ずと狩野恵里アナ。三村マサカズは、まるのお尻のショットを撮影しようと奮闘!(C)テレビ東京

さまぁ~ずが“モヤモヤ”した街や、大都会の裏側をブラブラする「モヤモヤさまぁ~ず2」(毎週日曜夜6:30-7:54テレビ東京系ほか)に、さまぁ~ずと共に出演中の狩野恵里(テレビ東京)アナウンサーにインタビューを行った。

――6月5日(日)放送の東京・上野ロケで印象的な出来事はありましたか?

世界的に有名な柴犬まるちゃんに会いました。根津で開催しているまるちゃんの写真展に行ったらちょうどまるちゃんが居て、上野恩賜公園内を一緒に散歩させていただいたんです。散歩中に、三村(マサカズ)さんがスマートフォンでまるちゃんを撮影していたのですが、写真に写る時はなかなか笑顔を見せない大竹(一樹)さんが、満面の笑みでまるちゃんと「ニコッ」と笑っている姿を見て、「こんな笑顔するんだ」と思ってすごく楽しかったです(笑)。

動物がちょっと苦手な私でも、大人しくて賢いまるちゃんとは触れ合うことができました。癒やし系のまるちゃんとのお散歩はとても印象的でした。

――上野では何かおいしいものを食べましたか?

お昼には中華料理店を訪問しました。一人1品ずつ注文して、その他にも小籠包やマーボー豆腐など、いろいろとおいしくいただきました。

――狩野さん自身好きな食べ物は何ですか?

特にかつ丼が大好きです。親子丼とか、基本的にご飯の上に何かが乗っているどんぶりが好きです。ご飯に味が染みているところがいいですよね。あとは、とんかつも好きです。

――上野で何か新しい発見はありましたか?

ノコギリを楽器のように使って音楽を演奏する教室を訪問しました。実際にノコギリを使った演奏に挑戦したのですが、「楽器系は得意じゃない」と仰っていた三村さんが、意外にも皆さんとのセッションがうまくいっていてビックリしました。

私は持ち方から音階が上がっていくことまで、原理がよく分からなくて(真近で演奏を)見ていたはずなのに全然駄目で、さまぁ~ずのお二人に「何を見ていたんだ!」と言わてしまって…。なかなか難しかったです。

――狩野さんが全力で何かに挑む姿は印象的ですね!

私自身、オンエアで見ると恥ずかしいんです。上司から「いろいろ全力でやるのはいいけれど、アナウンサーなんだから」と、よく言われます(笑)。

――さまぁ~ずさんと共演されてから、お二人の印象は変わりましたか?

最初は、テレビで見ていたお二人ですし、どういう会話をすればいいのか、どういうふうに接すればいいのか正直分からず、探り探りでした。ですが、「コイツはどんなやつなんだ?」という感じで、お二人が矢継ぎ早にいろいろと質問してくださったので、それに対して「全力でぶつかっていけばいいのか!」と、少しずつ見いだすことができました。

さまぁ~ずのお二人から見て私は、“得体の知れない初めて見た人種”という感じで最初は戸惑われていたと思うのですが、次第に「(狩野は)こういうやつなんだ」と分かってくださったと思います。出演し始めたころは、「(前任の)大江(麻理子)さんのようにならないと」と、変に背伸びしている自分が居たのですが、お二人から「そんなこと必要ないんだぞ」と言われているような気がして、素のままで居るようになったら、お二人が少しずつ心を開いて話をしてくれた気がします。

今は、良くも悪くも120%素の私が出てしまっていて、あれが私の全てです(笑)。恥ずかしいですが、育ちから何から自分の持っているもの全てが出ている番組だと思います。

――これまでロケで訪れた中で、特に思い入れのある場所はどこですか?

圧倒的にハワイが印象に残っています。私は3回行かせていただきましたが、毎回新たな発見や新鮮さがありますね。ハワイに行くとみんな開放的になる気がするんです。街の方々もそうですし、街全体が受け入れてくれているような温かさがあふれています。

日本に居る時以上に自分たちの素が出てしまう、よりオープンになってしまう場所ですね。

――ロケをしていない時の海外での過ごし方を教えてください。

ロケが終わってからの夕食や、体力が残っている時にはバーなどに飲みに行くなどして、スタッフ含めみんなで一緒に行動しています。海外ですと長くて3~4泊するのですが、その間、ずっと朝から晩まで行動を共にするんです。大体の番組は、タレントさんとマネージャーさんで行動して、スタッフは別行動ということが多いと思うのですが、(ロケ以外の)買い物などでもみんな一緒に行動してるので、コーディネーターさんに、「珍しい番組だね」とよく言われます。

この番組は、“みんなで一つ”という感じで動いているので、家族よりも時間を共に過ごしている気がします。

――今後ロケで行ってみたい場所はありますか?

究極の希望はテキサスですね。「何もないじゃないか!」と言われそうですが(笑)。小学6年から中学1年までの1年間住んでいたんです。当時は日本人を含めてアジア人をあまり見かけませんでした。海外で初めて暮らした場所ということもあって、強く印象に残っているんです。もう一度行ってみたいですね。

私の記憶では何もない所でしたが、さまぁ~ずのお二人がいろいろ探せば、ミラクルを起こしてくださるのではないかと期待を抱いています(笑)。

――最後に、番組の魅力を教えてください。

おかげさまで、番組も10年目です。長年放送していると、以前行ったことがある場所に再訪することも多いのですが、私は何年か前にお会いした人に再会できることを個人的に楽しみにしています。まるで遠くの親戚に久しぶりに会うみたいな懐かしさがあるんです。

(ナイスキャラの素人さんのNo.1を決定する)「モヤさまアワード」で2年連続MVPを獲得された月島の“タップおばさん”など、番組を通して出会った方の中でも、特に強烈なインパクトがある方にまた会えたらいいなと思っています。そして、視聴者の皆さんにも「こんな人いたね!」と思い出し、懐かしんでいただけたらうれしいです。