6月4日(土)より“オトナの土ドラ”枠で放送されるドラマ「朝が来る」(毎週土曜夜11:40-0:35フジテレビ系)の制作発表が5月31日に行われ、出演者の安田成美、川島海荷、田中直樹(ココリコ)、石田えりが登壇した。
本作は、出産をめぐる女性の実状を描いた辻村深月の同名小説をドラマ化。主演の安田は、長く苦しい不妊治療の末、養子を迎えて母となった栗原佐都子を演じる。また、佐都子の夫・清和役に田中、養子の実母を名乗って栗原家の前に現れる“謎の女”役に川島、特別養子縁組団体の代表・浅見洋子役で石田が出演する。
16年ぶりの連続ドラマ主演作として“座長”を務める安田は「すみません、座長としての意識はなくやらせていただいております。ただ、役に専念しているだけです。あと日々、座長としては差し入れに専念しているだけです(笑)」と明かし、笑いを誘った。
この発言に対し、夫婦役で共演する田中も「本当に差し入れのタイミングが抜群なんです。甘い物が欲しいときに甘い物が入ってきたり、冷たい物が欲しいときに冷たい物が入ってきたり…絶妙なバランスです。『次、いつ安田さんが差し入れを持ってきてくださるだろう』と全員がソワソワと撮影に臨んでいます。そういった意味では、現場は浮足立っていると思います」と、安田の差し入れを絶賛。
また、初共演となる安田への印象を聞かれた川島は「『ほわほわしたオーラを持った方だな』というのが安田さんと初めてお話したときの印象です。それから、私も安田さんとお話するときはゆったりと話すようになりました。普段は早口なんですが(笑)。すごく癒やされています」と話し、安田と目を合わせて笑った。
さらに、ドラマの中で重要なキーポイントとなる「母親」の存在に、石田は「昔は、親のことを恥ずかしいと思ったり、嫌なところが見えて嫌いになったりしました。でも、最近は一番身近で親の人生を長く見ていると『人って頑張って生きてるんだな』と思います。
昔は恥ずかしかった分、最近はすごく尊敬しています。『お母さん頑張ったね、偉い!』と思います」と母親に対する思いを振り返り、涙をこらえた。
なお、同会見でドラマ主題歌にフランス人ミュージシャン・ZAZ(ザーズ)の「もし私が忘れるようなことがあったら」の起用されたことも発表された。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)