宮崎香蓮「竹野内さんにグイグイ行こうと思いました」

毎週木曜夜9時から放送中の竹野内豊主演ドラマ「グッドパートナー　無敵の弁護士」(テレビ朝日系)。企業法務を専門とする咲坂(竹野内)ら弁護士が、企業から持ち込まれるさまざまな案件に立ち向かう姿を描く本作で、咲坂の娘・みずき(松風理咲)の家庭教師で、大学生の島谷涼子を演じる宮崎香蓮にインタビューを行った。

――最終回も間近に迫っていますが、これまで涼子を演じてきていかがですか？

最初に女子大生役で、(みずきの)父親である咲坂先生を好きになってしまうと言われて、どう演じたらいいのか悩みました。でも、話が進むにつれて(みずきの)家庭のことに突っ込んでいくタイプの女の子になってきたので恥じらいを持たず、竹野内さんに遠慮なくグイグイ行こうと思いました！

――涼子は咲坂に憧れを抱いていますが、竹野内さんの印象はどうですか？

竹野内さんは、私が子供のころからテレビで見ていた方なので、「実際にいるんだ！」と思いました(笑)。すてきな声で、その声を間近で聞けて幸せでした！　物腰も柔らかくて、なにげない話をするときもよく聞いてくださいます。

竹野内さんも含めて食事をするシーンの撮影をした時は、料理を見て「どんな作り方だろうね？」とか「出身はどこなの？」と、たわいない話をしています(笑)。

――今回、宮崎さんにとって等身大の役だと思いますが、役作りはどうされましたか？

私も実際に大学に通っていますし、友人が塾講師のアルバイトをしている姿を見ているので、そういった部分は自分の生活に密接していると思いました。涼子はすごく“女子力”が高い女の子です(笑)。

咲坂先生に会いに行くためにオシャレをしてみずきの家を訪れるんですけど、髪形もネイルも毎回変えています。その辺りは、今っぽい女の子だなと思いました！　勉強を教えているシーンはあまりないですね(笑)。

――みずきを演じる松風さんは今作で連続ドラマ初出演ですが、現場ではどんな話をしているんですか？

松風さん自身、高校生ということもあるんですが、凜として大人っぽいです。私がはしゃいでいる役でもあるからか、どっちが生徒なんだろう…と思うときもあります(笑)。礼儀正しくていい子だな～と。

「高校楽しい？」といった話をしていると、(咲坂家のメードの)グエン(上地春奈)さんが盛り上げてくれるので、みんなでわちゃわちゃと話しています！

――第5話で涼子が咲坂のパートナー弁護士・熱海(賀来賢人)の大学の後輩という意外な交友関係が明らかになりましたね。

賀来さんは私より少し年上なので、落ち着いていて本当に先輩みたいです！　むしろ“お兄ちゃん”のような感覚で話していました。(賀来さんが)上地さんと共演したことがあるようで、その時の話をしていました。それもあってか、(賀来さんと上地さんの)掛け合いができていたので、私もそれに乗っからせていただきました！

――「グッドパートナー　無敵の弁護士」のタイトルにちなんで、宮崎さんにとって“グッドパートナー”といえるグッズはありますか？

ハンカチです！　私、手汗がすごくて…(笑)。バラエティーの収録では手元に置いたりして、もう手放せないです！　本当に“グッドパートナー”です!!　緊張してしまって、手汗をかいてしまうんですよね。薄い生地では吸収し切れないので、タオル生地でなるべくフワフワしたものを選んでいます。今のところは1枚でやり過ごしていますが…なるべく、大きいハンカチが欲しいですね(笑)。

――宮崎さんの中でこれは「無敵だ！」といえるものはありますか？

お酒が弱いんですけど、お酒を飲まなくても酔っぱらっている人のボルテージまで上げられます！　全然余裕ですよ～。「酔っぱらっているの？」って言われるくらいです。お酒に弱くて飲むと寝てしまうので、寝るくらいならしらふで騒ぐ！　お酒がなくても無敵です！

――ドラマの撮影で忙しいと思いますが、今、宮崎さんがハマっていることはありますか？

写真を撮ることにハマっています！　今、「レンズ付きフィルム」を使っています！　お花や空の色がきれいに写るので主に風景の写真を撮ったり、かばんに忍ばせて撮影の間に撮ったりしています。

――これまでさまざまな役を演じられてきたと思いますが、今後チャレンジしたい事はありますか？

ミュージカルに出たいと思っています！　歌唱力や表現力を鍛えるためトレーニングしていますが…いつか出られたらいいな。

――ミュージカルといえば、共演されている山崎育三郎さんだと思いますが、お話はされました？

まだしていないんです。山崎さんは大先輩なので、今度、一緒のシーンなどがあれば聞きたいです！　何事も恐れずに挑戦していきたいと思っています。

――では、最後にドラマの見どころを教えてください。

個性豊かなそれぞれのキャラクターも面白く、取り上げる案件も毎回スカッとする方法で咲坂先生たちが解決していくので、ドラマを見ると「あしたも頑張ろう！」という気持ちになれます。そして、ホームドラマの温かくクスッと笑える私たちが出ているシーンもあるので、こちらでも元気になってもらえればと思います。