ハリルホジッチ監督が国内組に“EURO視聴”を提言

2016/06/09 08:00 配信

芸能一般

サッカー日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督と前サッカー日本女子代表監督・佐々木則夫氏の対談が実現!

サッカー日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が、前サッカー日本女子代表監督の佐々木則夫氏とWOWOWの公開収録でスペシャル対談を行った。

対談は、6月10日(金)に開幕する4年に一度のサッカーの祭典「UEFA EURO 2016 サッカー欧州選手権」の事前番組のワンコーナーとしてOA。フランス開催となる今大会は過去最多の24カ国が出場し、WOWOWでは「4年に一度、波乱と革命の31日。」をキャッチコピーに、開幕から決勝までの全51試合を生中継する。

“UEFA EURO 2016 WOWOWアンバサダー”を務めるハリルホジッチ監督と、今大会のゲスト解説を担当する佐々木氏は、収録でユーロの魅力や見どころを熱く語り、招待されたWOWOW加入者たちは貴重なひと時を楽しんでいた。

収録中、短い言葉で分かりやすく語る佐々木氏とは対照的に、ハリルホジッチ監督は司会からの質問に、誤解がないようにじっくり丁寧に回答。そのため、用意された質問は時間内にすべて消化しきることができず、佐々木氏は「時間があれば、監督に(前日に惜敗した)キリンカップについて聞きたかったんだけどな」と“ノリさんジョーク”で会場を笑わせていた。

ハリルホジッチ監督は、収録前の会見で大会の注目国を問われ、「どのチームにもチャンスがある。優勝候補の本命だけでも10チームくらい挙げられる。その中でも特に、野望もあって、成熟していて、組織も完璧なクロアチアは評価している」とコメント。

「日本代表に大会のどんな点を生かすのか?」という質問には「私は選手によって戦術を変えるので、どこかのチームをモデルにすることはない」と前置きをしつつ、「格下のチームが強豪国に挑む試合では、格下国がセットプレーで、徹底的に練習を積んでゲームに臨む。そういう部分は(日本代表の戦術の)ヒントになるのかな」と語った。

さらに、「言うまでもないが、日本代表のどの選手にも見てほしい。特に、国内組や、Jリーグの指導者。ヨーロッパのチームは全てをハイスピード、ハイレベルで行う。それは大いに参考になると思う」と、欧州選手権が日本代表にとっても重要な大会であることを訴えた。

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