NHK BSプレミアムで放送中の「七人のコント侍」第14期メンバー発表が、渋谷のNHK放送センターで行われ、よゐこ・濱口優、アンガールズ・田中卓志、NON STYLE・井上裕介、ジャングルポケット・斉藤慎二、フォーリンラブ・バービー、須賀健太、壇蜜が登壇した。
スタートしてから4年目を迎えた本番組。6月17日(金)には番組初となる生放送も予定され、3つの生コントや、そのコントのオチをデータ放送による視聴者投票に決めてもらう趣向も用意されている。
2回目の出演となる濱口は「前回の打ち上げの時に、スタッフさんから『濱口さんに遠慮していました。もっと濱口さんに体を張ったコントをやってほしかった』みたいな話をいただきました。『何で遠慮するんですか、ガンガン来てくださいよ!』と伝えてからの今回、このメンバーの中で一番体を張っています(笑)。
みんな服を着ているのに僕だけ裸とか。みんな服を着ているのに僕だけ裸とか(笑)。若手のころを思い出します」と言うと、田中は「もうちょっと遠慮してほしいです…」と先輩のハッスルぶりにタジタジの様子。
なおも濱口は「新鮮で、細胞の一つ一つが喜ぶような『うわー、俺やってる! コント!』と燃えるような感じがあります」と、熱い気持ちを吐露した。
田中は、なぜか壇蜜に「コントのことをあんまり分かっていない」とクレームを入れる一幕が。メンバーから非難されると「壇蜜さんが僕にビールをかけるシーンがあります。それをリハーサルの時にかけちゃう!」と理由を明かし、メンバーは大笑い。
井上が「わざとかけたんちゃうもんな?」とフォローすると、壇蜜は「本当にすいません…」とひたすら恐縮していた。田中は『下手なドッキリよりもびっくりしました』と、壇蜜からの洗礼があったことを告白した。
今回3回目の出演となる井上は「濱口さんが先ほど体を張ったりして、若手のころを思い出して細胞でコントを楽しめているとおっしゃっていましたが、僕にその担当が来ましたらこの番組を降りようと思います!」と宣言すると、「おまえが一番やれよ!」と田中からツッコみを受けるシーンも。
また、今回濱口が脚本を執筆したアニメがあり、井上は初めてアフレコに挑戦。「芸能界に入ってからの一つの夢がかないました。これを足がかりにしていきたいです。NHKアニメの方、よろしくお願いします!」とアピール。
斉藤は第一声で「お願いします」といい声で発声すると「俳優か!」とツッコミを受け、「お笑いで登録しております」と涼しい顔を。「私自身も夏から始まるドラマの出演もあり、このコント侍をきっかけにいろいろな部分に経験を還元していきたいと思います」と、俳優風に発言した。
ショートカットのかつらをかぶって登場したバービーは「4回目の出演ですが、滑舌が良くないせいか、どんどんせりふが少なく…。その分キャラのチェンジで見せていけたらいいなと思います」と意気込む。
井上から「バービーが一番いろいろな役をやっています。女の子の子供もやればおばさんもやるし、男の役もやるでしょ? おじさんとか」とバービーの七変化を絶賛。
そんなバービーは「目標を言えば現場で須賀君と現場でイチャイチャ。最終的な目標で言うと現場以外でチョメチョメ…」とけしからん発言をし、井上が「須賀君はどうなの?」と須賀にパス。須賀は即座に「ごめんなさい」とお断りを入れていた。
それを受けて、バービーは「ごめんなさいなんだ…」と、まさか(?)の展開に驚くも「まだまだあるから。撮影は」と、今後の展開に意欲を見せた。
「コント侍」初出演となる須賀は「須賀健太です。俳優で登録させていただいております(笑)。芸人の方とコントをするのが初めてです。濱口さんが一番体を張っているとおっしゃっていたので、そこはこの中で一番若い自分がやっていかなきゃなと思います。NHKの皆さん、体張ります! また、コントが始まって一番女装が似合うと言われたので、そこをセールスポイントにしようかな」とアピール。
レギュラー初出演となる壇蜜は「壇蜜です。『株式会社フィットワン』でタレントとして登録しています。年ばっかり取っちゃっていますが、この中で一番芸歴が浅いそうです。足を引っ張らないようにしていきたいと思います」としとやかにコメントした。
また、「13期の時に台本を書かせていただいて、それが14期の出演につながったので、何かコントに対して受け入れていただいたと思っています。皆さん先輩なので、先輩たちのペースは絶対だ!って思って取り組んでいきます」と言うと、井上に「それ俺らがめっちゃ縛っているみたいじゃない?」とツッコまれてしまう。
それでもめげない壇蜜は「自由にやっちゃいけない人も一人は必要かと思います…縛られるのは嫌いじゃないです」とほほ笑み、会場を妖艶な世界に包んだ。
なお、新メンバーとなる第14期は6月10日(金)よりスタートする。
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