アリ、猪木を「東京の臆病者」呼ばわり?

2016/06/12 05:00 配信

芸能一般

執拗(しつよう)なローキック攻撃の新事実とは?(C)テレビ朝日

6月12日(日)夜8時58分から放送される「モハメド・アリ緊急追悼番組 蘇る伝説の死闘『猪木vsアリ』」(テレビ朝日系)では、'76年6月26日に行われたアントニオ猪木対モハメド・アリの世紀の一戦の模様を15ラウンド全てノーカットで完全放送する。

さらに世紀の一戦の「音」にこだわり再検証。最新の技術でアリ、猪木両選手の他、セコンド陣の会話や指示をクリアにすると衝撃の新事実が浮かび上がった。

スライディングからの回し蹴りを執拗(しつよう)に放つ猪木。繰り返されるローキックに、アリは激高し「臆病者! 東京(猪木)の臆病者! 立って戦わない臆病者!」と叫ぶ。

一方、アリにはこの戦いに関してある誤算があった。その誤算もアリの試合中の言葉から明らかになる。

そんな、アリですら予想することが出来なかった試合展開。第7ラウンドにはアリのセコンドが、猪木に詰め寄る場面も。猪木のセコンドについていた“プロレスの神様”カール・ゴッチからの指示。

反対にアリサイドは60人と言われる“アリ軍団”からのひっきりなしの指示などを徹底解析する。

その他、“世紀の一戦”の関係者の証言を紹介。登場するのは、アリのファイトマネー約20億円を工面した新間寿、猪木サイドのセコンドについた当時プロレスラーの坂口征二、試合に備えて猪木のスパーリングパートナーを務めた藤原喜明、そして試合の実況を担当した、当時のテレビ朝日アナウンサー・舟橋慶一だ。

それぞれが間近で体験した“世紀の一戦”の裏側がついに、明らかになる。