新潟で開票が行われた「AKB48 45thシングル 選抜総選挙~僕たちは誰について行けばいい?~」で、SKE48・須田亜香里が7位にランクイン。壇上のスピーチで思いを語った。
■SKE48・須田亜香里スピーチ
SKE48、チームEリーダー・須田亜香里と申します。きょうまで投票してくださって、私がこのステージにまた立つことを許してくださった全ての方へ、本当に心から感謝しています。ありがとうございます。
去年の選抜総選挙では、一昨年いただいた10位からランクダウンして18位になって号泣して、お見苦しい姿をお見せして本当にすみませんでした。そして、きょう泣かずにいられているのは決して結果が良かったからではありません。この1年で本当に大切な物に気付かせていただけたからだな、と思っています。
今まで、私はずっと結果が全てだと思って生きてきました。選抜総選挙でランクアップするごとに自分の居場所がSKEの中にできて、ファンの方が喜んでくれるのを見ていたから、結果で得たものは結果ですべて失うって思ってました。だから、恥ずかしながら、去年は全てが終わったって思っちゃいました。
でも本当は、大事なのは表面上の結果じゃなくて、その中にどれだけの人の気持ちが入っているかなんだなって。それまでにどれだけ自分が一人一人の方と気持ちを通わせることができたかっていうことが一番大事なんだな、って気付きました。本当に感謝しています。ありがとうございます。
だから、この7位という順位は、票数も含めて大変なうれしさがあります。そして、私がこの順位で呼ばれているのを見て、「何でなんだろう」って思ってる方もいると思います。速報で5位をいただいたときに、自分の名前で検索をしてみました。そしたら、“なぜ人気”と出てきました(笑)。
確かに、私よりかわいい子もたくさんいるし、キラキラしている人はいっぱいいます。だから、私もどうしてここまで来れたのか自分でも分からなかったけど、それはきっと、私が人気だとか、そういうのじゃないんだなって思います。私のことを内側まで見てくれた方が(私と)出会ってくれたりとか、(私を)見つけてくれたりしたからなんだなって思います。
だから、次のシングルは(7位の)このポジションで歌わせていただくことになると思うんですけど、どうか「何でこの子が前なんだろう?」って言わないでください(笑)。
もちろん言っていただいて構いませんし、「何で」って思われた分だけ、私は見た目以上に中身を皆さんに信頼していただいてるんだなってことに自信を持てると思うので、どう言っていただいても構いませんが。順位に食われることなくしっかりとここに立っている幸せをかみしめたいと思います。ありがとうございました。