大塚寧々、17歳葵わかなを絶賛「芯のある女性です」

2016/06/19 18:55 配信

ドラマ

取材会に登壇した中村梅丸、葵わかな、中村ゆりか、加藤諒、大塚寧々、角替和枝(写真左から)(C)NHK

NHK BSプレミアムで11月30日(水)に放送される広島発地域ドラマ「舞え!KAGURA姫」の取材会が広島・神楽門前湯治村の「かむくら座」で行われ、ヒロインの葵わかなをはじめ、中村ゆりか中村梅丸加藤諒大塚寧々角替和枝が登壇した。

本作は東京から広島に引っ越してきたヒロイン・咲子(葵)が、同級生の珠希(中村)により半ば強引に、地元に伝わる“神楽”の世界に引っ張り込まれ、高校生による神楽の競演“神楽甲子園”の舞台を目指し奮闘する物語。

劇中で神楽を踊る葵は「東京で5月中旬に1週間ほど、毎日4時間指導を受けました。その後はDVDを見ながら個人練習を重ね、広島に入ってからもリハーサルなども含めかなり練習をしてきたと思います」と、これまでの練習を振り返った。

また、今回の取材会は700人以上の地元エキストラが参加する「神楽ドーム」でのクライマックスシーンの撮影前に行われ、葵は「神楽を知っている方が見ても納得して感動してもらえるような舞ができるよう頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

中村ゆりかは「(葵と中村ゆりかが着ている)神楽の衣装、とても迫力がありますよね。一つのことにみんなで一生懸命取り組むことが普段の生活ではなかなかないので、この撮影を通じ、とても貴重な体験をさせていただいているなと思います」と笑みを浮かべる。

咲子の憧れの先輩・道郎を演じる歌舞伎俳優の中村梅丸は「今回映像作品への参加が初めてだったため不安な気持ちもありましたが、皆さんに支えられてとても楽しく撮影ができています」とコメント。

咲子の同級生でいじられ役の司を演じる加藤は「(撮影に参加した地元の)吉田高校の神楽部の子たちに混ざって楽(がく)をさせてもらうんですが、一緒にいるとスタッフさんに気付かれないくらいなじみました」と、すっかり高校生の一員になっていることを告白した。

咲子の祖母・マチ子を演じる角替は「一番最初に撮影に参加したのが、神楽を見るシーンだったのですが、実際に神楽を見てビジュアル的に抜群だと思いました。これはテーマにしたくなるなと感じました」と、“生神楽”に圧倒されたことを語った。

また咲子の母・美土里を演じる大塚は、「子供たちが成長する姿を見守りながら、実は母親の方が成長させてもらっているということを日々の撮影の中で感じています。元気がもらえるドラマだと思いますので、一人でも多くの方に見てほしいです」とアピール。

葵の印象を聞かれ、大塚は「本当にしっかりしています。明るくて自分の意見をきちんと言える、芯のある女性だと思っています。こんな娘が欲しかったです(笑)」と太鼓判を押し、よからぬ願望を口にした。