NHK BSプレミアムで放送中の「植物男子ベランダー SEASON3」(毎月第1、第2木曜夜11:15-11:45)に、新店員・篠原花梨役で出演するわたなべ麻衣。今回、テレビドラマ初出演のわたなべにインタビューを行い、作品の見どころや自身の今後の目標などを語ってもらった。
――初めてテレビドラマに出演してみて、周囲の反響などはいかがですか?
ドラマの撮影は分からないことだらけで、クランクインの前の晩は緊張で寝られなかったです。だんだん慣れてきましたが、まだ緊張しています…。
身近なところで一番出演を喜んでくれたのは、祖母でした。昔から植物が大好きで、庭の手入れを朝早くからやっている人なんです。だから私がテレビに出ているっていうだけでも感動しているのに、さらに植物と関わりのある作品ということで、とっても喜んでいます。(放送される時間帯は)祖母はもう寝る時間のはずなのに、録画もして、リアルタイムでも見ていると、電話がかかってきました。「良かったよー! あなたを見られて良かったわー!」って(笑)。おばあちゃん孝行できたかなと思います。
――—岡本あずささん演じる楓が留学し、その後新しく加わった店員さんという役どころですが、意識していることはありますか?
岡本さんが演じられていた楓さんと私の演じる花梨とは、しっかりと差別化していきたいなと思っています。楓さんはおっとりとしたイメージのキャラクターでしたが、花梨は元気で活発な子。“絶対的ヒロイン”の楓さんから花梨に変わっても、「植物男子ベランダー」の花としていられるようにしたいです。
――主人公のベランダー(田口トモロヲ)は、早速花梨のかわいらしさに揺らいでますよね?
これから2人の距離を縮められたらと思っています。恋愛に発展するような感じは、まだないんですが(笑)。
――ベランダーのような、少し世間からずれているけれど好きなものにいちずな男性は、いかがですか?
すごくすてきだと思います! 何か一つのことに夢中になって、人に熱く語れる趣味がある男性は魅力的ですよね。
自分にはない部分なので、うらやましいくらいです。私はいろんなものに興味があり過ぎて、ちょこちょこつまんでいる感じ。バレエとか、ピアノとか、習字とか。他にも、英語も少しだけやっていました。何かどっぷりハマれるものを作りたいですね。
――わたなべさんは「インスタの女神」と呼ばれていますが、写真を撮るのは趣味というよりライフワーク?
それはもう、生活の一部になっています。アップする時間帯とか、写真の色味とか、文章量とか、何が一番みんなの反応がいいのかなっていうのを分析したりもしています(笑)。昔から、そういうのを分析するのが好きだったんです。上京してすぐのころ、アパレルの店員をしていた時にも、よくやっていました。
そういえば、花梨も「お客さんが何を欲しがっているのか、分析して当てられる能力の持ち主」っていう設定です。役にも反映されていますね。
――では、「植物男子ベランダー」を「分析」すると?
コアなファンが多いですよね。一回好きになったら、どっぷりハマるような作品だと思います。私も登場する前から、Twitter上でドラマのファンの方が「この新店員の子は誰だ?」って盛り上がっていましたし。実際に、「お母さん心で見たよ」とコメントをくださった方もいらっしゃいました。
――ところで、わたなべさん自身を植物に例えると?
まだあまり植物に詳しくないのですが、「ヒマワリ」でしょうか。元気で、太陽に向かってすくすく真っすぐ伸びているような。
――そうすると、花梨とわたなべさんは結構似ている?
そうですね。花梨にある元気で人懐っこいところは、普段の私にも似ているかなと思います。
――ドラマに影響を受けて、植物を育ててみようと思ったりは?
思います! 本物のお花屋さんで撮影しているので、スタッフの方たちもよく植物を買って帰っているんです。だから私も、植物を育てたくなる気持ちが分かるようになってきました。
私はお花も好きですが、緑の多い部屋にしたいので観葉植物がいいですね。あと、手が掛からないもの。結構ズボラなので、あまりお世話をしなくても大丈夫なものにしたいです(笑)。これが趣味になるといいですね。
――お仕事面での、今後の目標は?
今までモデルのお仕事がメインだったので、これからは演技の勉強もたくさんさせていただいて、ドラマや映画で活躍できたらなと思っています。
――では最後に、視聴者の方へメッセージを。
初めてのドラマ出演なので、たどたどしいところもあるとは思うのですが、温かく見守っていただけたらうれしいです。よろしくお願いします!
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