7月アニメ出演、花澤香菜&山下誠一郎インタビュー!

2016/07/03 15:13 配信

アニメ

7月3日(日)スタートのTVアニメ「orange」に出演する声優・花澤香菜&山下誠一郎(写真左から)

TVアニメ、劇場アニメなど、この夏話題の新作アニメに注目し、出演者のインタビューを通して作品やキャスト・スタッフの魅力を紹介する。

7月3日(日)よりTOKYO MXほかで放送スタートのTVアニメ「orange」(毎週日曜深夜0:00-0:30ほか)は、シリーズ累計発行部数450万部を突破した高野苺による同名青春SF漫画をアニメ化。主人公・高宮菜穂は、高校2年生になった春、10年後の自分から「手紙」を受け取る。

そこには、菜穂が転校生・成瀬翔を好きになること、翔が17歳の冬に亡くなることが書かれていた。手紙の内容が現実になり、菜穂は手紙に沿って行動を始める。

本作の主人公・菜穂役の花澤香菜と、転校生・翔役の山下誠一郎にインタビューし、作品やキャラクターの印象、それぞれ演じるに当たっての思いを聞いた。

――出演が決まった時の感想を教えてください。

花澤:菜穂ちゃんに共感できる部分が多く「演じられたらいいなぁ」と思っていたので、決まってうれしかったです。

山下:先に女性のキャストが決まって「すてきな作品になりそうだな」と感じたので、「自分も関われたらいいなぁ」と思っていました。翔役に決まった時は、これまでに演じたことのない役でもあったので、決まった喜びを実感するとともに緊張感もありました。

――原作や台本を読んでの作品の印象はいかがでしたか?

花澤:オーディションの前に原作を読んだのですが、現在と未来の描かれ方がどんなふうにつながっていくのか、どう関係していくのかが不思議で、少女漫画の中にSF要素があるというところが面白かったです。高校時代の青春模様ももどかしくて、どんどん読み進めてしまう作品でした。

山下:少女漫画を読むこと自体が初めてに近かったので、恋愛以上に人間ドラマの部分が描かれていて「すごいな」と思いました。人と人が関わって、どうにもならない部分もあるけど、頑張っていくというようなメッセージ性の強い作品だと思いました。あと、絵がとてもすてきで、特に人間らしい表情に驚きました。

――ご自身が演じるキャラクターとの共通点はありますか?

花澤:菜穂ちゃんは、思ったことをそのまま言葉にするタイプではなくて。周りに気を使いながら言葉を選んでいたり、みんなが良かったら私の意見はいいやとなったりする控えめな女の子です。私は「どうすれば、どう伝わるかな?」と考えてしまって、言葉が出てくるのがゆっくりになったり、なかなか出てこなかったりするので、そういう部分が「菜穂ちゃんの気持ちよく分かる」と思います。

山下:菜穂とも通じるのですが、翔のつい気持ちを押し込めてしまう部分が自分にもあると思います。家族を大切にしている部分は感情移入しやすく、演じていて自然に言葉が出てきやすかったですね。

――では、役作りはしやすかったですか?

山下:収録の前に、翔の格好いいイメージを自分の中に持ってきてしまって。1話2話の収録の時に6人での掛け合いのシーンを何度も繰り返し演じました。そのおかげで、翔を演じるに当たってのヒントや6人での距離感をつかむことができたように思います。

花澤:キャラクター作りをすごく丁寧にやっていてくださって、1話2話でそれを一人一人グッと詰める作業をさせてもらいました。

山下:制作陣などから「こんな6人です」と、はっきり提示していただいて。6人で擦り合わせるうちに、日常的な脈絡のない会話など掛け合いも楽しくなって、逆に「やり過ぎ」となってしまうこともあったりして(笑)。普段演じるアニメでは、言葉や文章で正しい日本語をチェックしているのですが、「orange」では“ら”抜き言葉だったりアクセントなど、あえて崩した今の言葉も許容されているので、より高校生らしいリアルな演技になっていると思います。

――制作陣からは、どのようなアドバイスがありましたか?

花澤:今回、オーディションを受ける前に全員に対して「高校生のリアルな感じが出したいので、普段の話しているようなトーンで話してほしい」というお話があって、作り手の方の「こうしたい」というイメージが伝わってきました。

山下:先にそういうお話があったので、求められている世界観や雰囲気は分かりやすかったです。オーディションの時からナチュラルな演技を心掛けたつもりでしたが、収録では「もっと、もっと」と引き算することも多くて。普段の演技で、いかにいろいろなものをプラスしていたのかが分かりました。

――「原作の絵がすてき」だということでしたが、アニメになった映像はいかがでしたか?

花澤:あの繊細な絵の再現率はすごいですね。あの絵を動かすのも大変だと思います。ポスターなどを見ていただいても分かると思いますが、原作のファンの方にも納得していただけると思います。

あと、舞台となる松本の景色も繊細で、住んだことがある方や行ったことのある方は「あそこだ!」って分かっていただけると思いますので、楽しみにしていただきたいです。

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