ABCの新人・小西陸斗アナ、目標は「球児超えです!」

2016/07/04 05:00 配信

芸能一般

ことし4月入社の新人・澤田有也佳アナ、小西陸斗アナ(写真左から)(C)ABC

ことし4月に入社したABC新人アナウンサー・小西陸斗(こにし りくと)と澤田有也佳(さわだ あやか)の両アナが、7月6日(水)に本格デビューすることが分かった。

入社以来、発声・発音の基礎からニュース・リポートの実践まで、約1カ月半にわたる厳しい研修を経て、7月6日(水)のABCテレビ「おはよう朝日です」(朝6:45-8:00)と、ABCラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」(朝6:30-9:00)にそろって出演。

そして、同日のABCラジオニュースで“初鳴き”する。さらに、この夏は7月19日(火)に始まる「速報!甲子園への道」のリポーターや、8月7日(日)にスタートする「ABC高校野球中継」内で「燃えろ!ねったまアルプス」のリポーターを担当することも決定。地方大会の取材から甲子園でのアルプス取材など、高校野球一色の夏になりそうだ。

初鳴きを目前に控え、澤田アナは「初鳴きは、アナウンサーとして独り立ちし、一人前というお墨付きをいただけるということ。いい緊張感で臨みたいと思います」と意気込む。小西アナも「自分のアナウンサー人生のスタートなので、いいスタートを切りたいです」と共に本番へ向け、集中を高めている様子。

新人アナとして夢は広がるが、澤田アナが目指すのは「皆さんとの距離感が近く、親しみを持っていただけるアナウンサー」だそう。関西出身で、子供のころから「おはよう朝日です」を見ていたという澤田アナは、今後、挑戦してみたい番組に同番組の名を挙げ、「スタジオの和気あいあいとした空気感を子供心に感じていました。そんな『おは朝』で、はっちゃけてお伝えするようなロケをしてみたいです」と明かした。

一方、水泳やサッカーをはじめ、これまでさまざまなスポーツをしてきたという小西アナは「スポーツに携わりたいです!」と、実況アナウンサーという明確な目標を掲げた。

大学時代はボディービルで鍛え、現在もトレーニングを続けているという小西アナは「ボディービルは食事がとても大事なので、食べることが大好きで、グルメロケがしたいです(笑)」と気持ちのいい食べっぷりが期待できそうなコメントも残した。

初鳴きを終えると、この夏は高校野球漬けの日々になりそうだが、昨年の夏には「内定者」として甲子園球場のアルプススタンドで先輩社員の取材のお手伝いをした2人。その時に、初めてアルプススタンドに立ったという澤田アナは「球児たちの一戦一戦に懸ける思いや、負ければ終わりという3年生たちの最後の夏のドラマを間近で見せていただき、熱いものを感じました」と感想を。

「見る側から、ことしは伝える側に立つことができ、光栄です。私たちはまだ高校生の気持ちが分かる年代でもあるので、それを武器に球児たちの気持ちを感じ取って、リポートに生かせたらと考えています」と、若さもアピールした。

一方、父親と一緒に甲子園へ兵庫県代表の試合を見に行ったことがあるという、小西アナは「プロ野球と違って、高校野球はアルプススタンドで学校の生徒や応援団、選手の家族や野球部のOBまで、みんなで応援しています。甲子園は球児だけでなく、みんなの思いが詰まった場所なんだと感じました」と、昨夏の経験で多くの感動体験をしたと振り返る。

そして、この夏は「“球児超え”です!」と小西アナは力強く語り、「球児たちの熱い思いを伝えるには、自分が球児以上に元気に、全力でやらなければならないと思います」と、真夏の太陽のように熱く語った。

最後に「私が一生懸命頑張ってっている姿を見ていただいて、ほっこりしていただけるとうれしいです」(澤田アナ)、「トレーニングで鍛えている体格の良さと、内面のタフさやパワフルさの両面に注目してほしい」(小西アナ)と、視聴者へアピールした。

フレッシュなルーキーアナ2人の、高校球児にも負けない熱がこもった“プレー”に期待したい。

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