7月12日、都内にて行われた「ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯」の出場選手発表会に片山晋呉が登壇。前日11日にリオデジャネイロ五輪出場の意向を明かした片山が、五輪への意気込みを明かした。
あらためて五輪出場について「日本人としてこれ以上の日本代表はない、という決断をした。あとは日の丸を背負って(リオに)行くことに重みを感じて行ってみたい」と静かに語り、その思いの丈を明かした。
今回の五輪出場は、ワールドランキングで日本人上位の松山英樹、谷原秀人の辞退を受け、繰り上がりでの決定となる。
先日は「複雑です」と語っていた片山だが、「上の2人が行かないことになって(出場権が)回ってきたわけですけど、それも今まで自分がやってきたことがあってのこと。たくさんの支えもあり、一昨日の夜、ありがたく受け止めて、行かなければいけないと決断をしました」とコメントした。
ただし、出場の決断については「かなり迷いました」と明かし、「最後に決めたのは、これ以上の日本代表はないという友人の言葉が響いたから。(リオ五輪日本代表ヘッドコーチを務める)丸山(茂樹)先輩は大学1年のときの憧れの人。その頃、唯一この人には勝てないなと思った、その方と一緒に戦えるということは、男としての幸せ」と、決断に至るまでの心境の変化を告白。
112年ぶりに五輪種目に決定したゴルフ。「今までの人生にない新しい1ページで、経験したことのない時間だと思う。(リオ五輪が)終わったあとも(後世に)伝えていったり、指導できたり、東京五輪にプラスになるよう、力になれるようにという思いがあります」と明かし、最後は「ここまできたらメダルを取りたい」と意気込みを語った。
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