ドラマ「弱虫ペダル」主演の小越勇輝「汗と熱を感じて」

2016/07/06 08:12 配信

ドラマ

総北高校メンバーを演じる郷本直也、小越勇輝、木村達成、深澤大河(写真左から)(C)2016 スカパー!・東宝・舞台『弱虫ペダル』製作委員会

BSスカパー!で8月26日(金)夜9:00よりスタートする「BSスカパー!オリジナル連続ドラマ『弱虫ペダル』」の制作会見が都内で行われた。

累計発行部数1,500万部を突破している人気漫画が原作で、これまでアニメ化、2.5次元舞台化されており、いよいよ連続ドラマ化。監督は「半沢直樹」「下町ロケット」などの演出を担当した棚澤孝義が務める。

主人公・小野田坂道役を演じる小越勇輝をはじめとする舞台キャストが数多くドラマに起用されたほか、舞台版にはいなかった新メンバーや女性陣も加わり、ドラマではさらなるパワーアップが期待される。

会見には、小越勇輝、木村達成、深澤大河、郷本直也、輝馬、平井浩基、安里勇哉、桜井美南、野口真緒、鈴木拡樹、宮崎秋人、青木空夢、植田圭輔、棚澤孝義監督が登壇し、作品の見どころや撮影エピソードなどを語った。

舞台版にも出演していてドラマでも主演を務める小越は「舞台ではハンドルを持って自転車に乗っているのを表現していましたが、ドラマでは実際にロードバイクに乗っている汗や熱量を感じてほしいですね。キャプテンの金城役の郷本さんが良い雰囲気を作ってくれて楽しく撮影しています。新たに加わる女性キャストとの絡みは面白いですが、坂道くんと同じようにドギマギしちゃいますね(笑)」と言いつつも、順調な撮影の様子をうかがわせた。

今泉俊輔役の木村は「太ももに筋肉がついてレーシングパンツが日に日にきつくなっていくんです」と体の変化を明かす。

監督の棚澤は「漫画の原作を大事にしつつ、友情を丁寧に描いていきました。そして髪のカラーリングやそれぞれのロードバイクにもこだわりました。今泉が乗っている青色の『SCOTT』は世界中探しても他にはない特注品です。坂道くんが最初に乗っていたママチャリもイチから作ったものなんです」と作品への愛を熱弁。

質疑応答では、女性陣2人への「誰がタイプですか?」という質問に、男性陣は「今後の撮影に響きますね」「芝居変わるわ~」と慌てつつも、選ばれようとアピールする一幕も。

寒咲幹役の桜井の「やっぱりいつもプリッツ食べながら見守ってくれてるお兄ちゃん(寒咲通司役、安里)かな」という答えに一同「あ~」と納得しつつホッとした様子。

橘綾役の野口は「私は荒北さんが…」と答え、荒北役の鈴木は「お~意外ですね」と驚きながらもうれしそうな表情に。野口が「強い人が好きなんです」と続けると、鈴木は「ハートが強いんですよ、(見た目は強そうだけど)本当は優しいっていうギャップを理解してくれてる人がいてうれしいです」と喜んだ。

続いて、ここまでざっくばらんにトークを展開していた郷本は「印象的なキャラは?」と聞かれ、「個人的には杉元照文役の平井くんが気持ち悪いくらいベストキャスティングで(笑)。もちろん良い意味ですよ。『ボクは経験者だから』の言い方とか杉元らしさの出し方が半端なくうまいんですよ、悔しいくらい。でもセリフを覚えてこなくてNGを出してて、ね?(笑)」と撮影秘話も飛び出した。

それを受けて6回NGを出したことを明かしながら平井は「みなさんにご迷惑おかけしました…」と反省したが、「あと平井くんはやたら衣装がかわいいんですよ、これ見てください」と郷本はさらに平井をいじるなど、仲の良さをうかがわせた。

また、舞台版から続投の小越は「ドラマ版で改めて絡んでみたい人は?」という質問に、「箱根学園のメンバーとは舞台版でもそんなに絡むことがなかったので、今日も一緒の場にいて新鮮ですし、今後現場でもお話できたらなって思います」と、これからの撮影が楽しみだと語った。

会見では、ドラマのキービジュアルも初公開された。