高田純次のテキトー発言に溝端淳平も困惑!?

2016/07/13 20:11 配信

芸能一般

「水の惑星大冒険―」に出演する(左から)高田純次、溝端淳平(C)CTV

7月18日(月)、日本テレビ系にて放送される特別番組「水の惑星大冒険 澄みきった美しい水を求めて カリブ海から日本へ!」。その会見が行われ、番組に出演した溝端淳平高田純次が登壇した。

毎年「海の日」に合わせて放送されている自然や環境を考える特別番組。19回目となる今回のテーマは“水”。美しい水のある場所と、そこで生活を営み、自然と共生する人々の元を、溝端、高田、佐藤栞里が訪ねていく。

溝端は、豊かなサンゴ礁が広がるカリブ海へ。今回のロケのために、スキューバダイビングのライセンスを取得した溝端は、カリブ海でも屈指の透明度を誇り、世界中のダイバーが憧れるコスメル島で人生初のダイビングを敢行。海の美しさを全身で体感していく。

さらに、サンゴ礁を保護するために造られたという「海底美術館」や、地下水脈が何百年という月日をかけて形造った洞窟で、“カリブ海の原点”といわれる「セノーテ」、古代マヤ文明の遺跡などを訪問。そこに広がる神秘的な光景や、美しい海を守りながら生きてきた人々の知恵を知り、溝端が感じたこととは?

一方、高田と佐藤は、'12年から3年連続で「全国一級河川水質ランキング」で日本一に輝いた高知・仁淀川へ。“仁淀ブルー”と称される青く、透き通った水を育む秘密に迫っていく。

また、二人は川に石を投げ何回ホップさせるかを競う“水切り”の名人や、川で暮らす生き物を探す課外授業を通して、子供たちに川をきれいに保つ大切さを説く水生生物研究家らと出会う。川と共に暮らす人々の営みに触れた二人は、自然との共生について何を思うのか。

会見に登壇した高田と溝端は、それぞれ今回のテーマである“水”をイメージした青いスーツを着て登場。高田は「最初見た時バッティングしちゃったかなと思って。きょうは見えないところもオシャレしているので、下着もブルーなんです。見せても全然構わないんですけどね」と、早くもゆるいトークを展開。

仁淀川でのロケの様子を聞かれた際も、「川沿いに暮らす方が、そこで捕れるアユとかウナギとかを料理してくれたんです。ただ、その人は漁師でもなんでもなくて理容師をやってる方なんですけど、商売の方が厳しいってことで、暇な時間があるから捕れるんだと思うんです(笑)。

あと、ボートで川下りするって言うんで船舶二級取ったんですけど、船は乗らなかったですね。川下りの時はモヤがすごかった。まあ周りの景色は見えなかったんですけど、すごく幻想的な雰囲気で。僕も年だから天国にいるみたいな感じでしたね(笑)」などと、“テキトー発言”を連発した。

一方の溝端は、カリブ海でのロケについて「カリブ海に行く直前に、スキューバダイビングの免許を取らせてもらってロケに臨みました。ロケ中は『もう、何ていい仕事なんだ!』と思いながら各地を巡っていましたね(笑)。

しかも初めてのダイビングが、世界中のダイバーにとって憧れの地であるカリブ海で。海の青さと美しさを見たらあふれんばかりに好奇心が湧いてきて、全然違う目的で船を出したのに(我慢できなくて)海に飛び込んでしまいました」と明かし、カリブ海の美しさにすっかり魅了された様子。

中でも、“セノーテ”と呼ばれる地下の洞窟が印象深かったようで、「“ケーブルダイブ”という、真っ暗な水中でひもをたどって進む方法で潜ったのですが、現地ガイドは(普通は酸素ボンベ1本だけでいいところを)ボンベを2本背負わなくちゃいけないという、それくらい危険を伴う場所だったんです。

入る前に、スタッフの皆さんにも心配していただいたんですが、それ以上に好奇心が勝りましたね。入った瞬間に、水の透明度もすごいんですが、地球じゃないというか、違う惑星に来たような感じで。やっぱり水中で浮遊しているので、宇宙空間で違う星を旅しているような感覚になるくらい、とても神秘的でした。

今回のロケでは毎日海に潜らせていただいたんですが、窒素濃度の関係で一日で潜れる時間は限られていたんです。でも、できることなら一日中潜っていたいくらいで。普段僕たちが見ている地球の景色とは全然違うもので、地球という惑星を感じるとても貴重な体験ができました」と振り返った。

ロケを通して、水に対する意識がどのように変わったかを尋ねられた高田は、「僕たちの子供の頃は水にお金を払うっていう事が無かったので。最近皆さんが水を買っているのは、それだけ水がきれいになったのか汚くなったのか分かりませんけど…、とにかく大変だなと思いましたね(笑)。

あとはやっぱり、若い人がだんだん(川沿いの)町から離れていっているので、これからどうやって清流を維持していくかとか、街自体をどうやって発展させていくかというのも大事ですよね。まあ水がいいと何でもおいしいから。何でもおいしくなったらいいと思います」と、最後まで“テキトー”ぶりを崩さなかった。

それに対し溝端は、「すごくきれいな水と自然に触れていく中で、その周りにいる人たちの尽力に気付かされました。“セノーテ”であれば『絶対に日焼け止めや化粧をして入ってはいけない』とか、イセエビ漁であれば『この時期までは絶対に漁はしない』とか、厳しいルールがたくさんあったんです。

広大な自然を維持するためには、それだけの努力が必要なんだなと思いましたし、海を愛しながら、自然の摂理に逆らわずに共存していくっていう人々の頑張りには感動しました。これだけのものを残したいという熱い思いを受けて、僕たち日本人も何かできることがないかと思いましたね」と率直に語った。

最後に、二人からメッセージを。高田は「見どころは…まあ僕のところだけ見ればいいってわけにもいかないのでね(笑)。最初から最後まできっちり見ていただきたいですね。

あとは初日に泊まらせてもらったロッジが、次の日休みだったんですよね。『ホテルで休みなんてあるのかな?』と思ったら市が経営しているってことで。市の人は非常にしっかり仕事しているなと思いました」と、なぜか唐突に裏話を明かし、観客を笑わせていた。

溝端は「僕自身、カリブ海に行くのは初めてだったのですが、(メキシコの)カンクンという場所は本当に素晴らしいところで。海もきれいで自然もたくさんあるし、街の人たちもすごく優しくてすてきだし、ちょっと山の方に行けばマヤ文明の遺跡もしっかり残っているという。いろいろな顔を持つ場所なんだなと思いました。

ちょっと時間はかかるところですが、この番組をご覧になった皆さんに『行ってみたい!』と思ってもらえるきっかけになってもらえればうれしいです。ぜひ機会があれば行っていただきたいと思います」と、カリブ海の魅力をアピールした。