国選総会決議で上映された注目のドキュメンタリー映画を放送 !

CS放送ヒストリーチャンネルで7月3日から放送が始まった「深層ドキュメンタリー」。この番組では、過去の出来事や現代の社会問題を深く掘り下げるドキュメンタリー作品を放送していく。初回となる7月の作品は、日本未公開となる紛争解決に関する貴重なドキュメンタリー映画「紛争解決と赦し～善と悪の先にあるもの～」。

今回、放送を記念して行われた試写会に、住職である小池龍之介と認定NPO法人日本紛争予防センター理事長の瀬谷ルミ子がゲストとして登場した。

以前から作品のことが気になっていたという瀬谷は「紛争により亡くなった方はもちろん、残されたご家族の一人一人にストーリーがある。このドキュメンタリーは私たちが自分に照らし合わせてみることができるように作られているので、すごく貴重だと思いますし、日本にいる私たちにとっても、紛争地のことを我がことのように感じられる作品だと思いました」と述べた。

また初めて見たという小池は「特別に宗教的な信仰があったり、私のように仏教を実践しているわけではない、いうなれば普通の方々が家族や知り合いを数十人単位で殺害されているような状態で、自分の憎悪や復讐(ふくしゅう)を正当化しても何ら不思議ではない状況の中、自分自身で答えを見出し、憎しみや苦しみを乗り越えていくところに、非常に感銘を受けました」と感想を語った。