中山麻聖、賀来千香子のアドリブに思わずドキッ!?

2016/07/20 06:00 配信

ドラマ

「女取調官」シリーズに初出演する中山麻聖

佐賀県警捜査一課の女刑事・水木庄子(賀来千香子)が、難事件解決に挑む人気シリーズ「月曜名作劇場『女取調官4』」が、7月25日(月)夜9時からTBS系で放送される。今回、月曜名作劇場初出演で、水木庄子の部下・矢島光行を演じる中山麻聖にインタビュー。自身の演じる役柄の他、共演者の印象などを語ってもらった。

――今回演じられる役のキャラクターと、演じた感想を教えてください。

矢島はどちらかというと刑事らしくない刑事だと思います。若くてかわいらしいイメージというか(笑)、監督にも「もっとバカでいい、もっと分からなくていい」と、言っていただいたんです。なので、“先輩のいいところをとりあえず吸収する真面目なバカ”を心掛けました。

そういう意味では自分もバカなので(笑)、矢島にとっても愛着を感じながら演じられました。地方での撮影が長かったんですが愛着あり過ぎて、本当に終わりたくなかったです。矢島が楽しくて楽しくて(笑)。

――賀来千香子さんをはじめ、中村俊介さん、綿引勝彦さん、高橋英樹さんなどベテラン俳優の方々との共演はいかがでしたか?

賀来さんとは今回初共演だったんですが、すごく優しく、仲良くしていただきました。ベテランの皆さんと並んだ時は、すごく緊張していたんですが、何だか夢の中のような不思議な感覚でしたね。

そして、現場では「ここはもっとこうした方がやりやすいよね」って出演者同士で話し合って進めたりもしていたので、本当にみんなで作り上げた作品だといえると思います。

――撮影中の思い出深いエピソードをお聞かせください。

さっさと歩いて行く賀来さんを僕が息切れしながら必死に追うシーンの時、「もっと若いんだから頑張りなさいよ! まったく、背ばっかり伸びて…」って言われたんです。アドリブで(笑)。「えっ! これって僕に言ってるの!?」ってドキッとしちゃいました(笑)。

つい、僕もアドリブで返してしまって、監督もすごく笑っていらしたんですけど、使われたかどうか分からないのでオンエアが楽しみです。

――今回、長崎や佐賀でのロケが中心だったようですが、地方ロケならではの思い出があればお聞かせください。

とにかく、ご飯がすごくおいしかったです。撮影後に賀来さんやスタッフさんとご飯を食べに行ったんですけど、どうしてもいろんなものが食べたくて、たくさん注文したら「ちょっとこれは頼み過ぎだと思いますよ…」ってお店の人に止められたんです(笑)。

結局、若いからという理由で僕の方へ料理がたくさん回ってきて、気が付いたら一人で5人前くらい食べてました(笑)。

――最後に見どころをお願いします。

容疑者が絞られてるのに、最後まで本当にどうなるか分からない作品になっているので、矢島と同じ目線に立って見てもらえたら臨場感も味わえると思います。犯人と、犯人に揺さぶられる警察とのやりとりが見どころの一つだと思うので、一緒に揺さぶられてほしいです。