【ドラマ「弱虫ペダル」キャストインタビュー】鳴子役・深澤大河 関西弁は英語みたい…?

2016/07/10 22:27 配信

ドラマ

鳴子章吉を演じる深澤大河

ドラマ「弱虫ペダル」が、BSスカパー!で8月26日(金)よりスタートする。

同作品は、コミックス累計発行部数1500万部突破の大人気自転車ロードレース漫画を、「BSスカパー! オリジナル連続ドラマ」として実写ドラマ化したもので、オタク少年の小野田坂道(小越勇輝)が総北高校自転車競技部に入部し、部員と共に成長していく青春エンターテインメント作品。

今回、坂道のチームメートで同じ自転車競技部に所属する鳴子章吉を演じる深澤大河にインタビューを行い、作品への意気込みやロードレーサーの難しさなどを語ってもらった。

――人気漫画原作のドラマに出演する感想は?

人気漫画「弱虫ペダル」のドラマに鳴子君として出演させていただけると聞いて本当にうれしかったです! 既に舞台化やアニメ化もされている作品なので、先に演じていらっしゃる先輩たちのお芝居をしっかりと見て勉強して、自分自身の出せるドラマ版の鳴子をしっかりやれたらなと思います。舞台に出演されていた方たちも多く出演されるということで、ドラマから参加する身としては既にチーム感ができているところに新しく入るというのはやはり緊張していたんですけど、小越さんや(郷本)直也さんたちがすごく親しく接してくださって!

――関西出身のスプリンターという役どころですが?

鳴子君は、関西弁でテンションが高く、みんなを引っ張るキャラクター。おとこ気のあるところや友達思いなところ、自転車が大好きで熱い思いを持っているところを、僕なりに視聴者の方に伝えていけたらなと思っています。

――楽しみにしているシーンは?

(木村達成演じる)今泉君との絡みですね。競い合う関係性の中で、キャラクターの差がはっきりと出るよう頑張りたいです。また、坂道君との出会いで一緒に自転車に乗るシーンでは、自転車との“相棒感”を出していけたらと思っています。

――原作についての感想は?

「次、どうなるんだろう?」と、どんどん引き込まれていって、だんだん読むスピードが速くなるんですよ。自転車に対する熱さはもちろん、登場するキャラクターそれぞれの思い、勝ちたい理由が丁寧に描かれていてとてもドラマチックなので、嫌いだと思っていたキャラクターも、勝負にこだわる背景を知ってしまうと憎めないんです。だから、レースに負けても美しいなって感じてしまう。全力を出して勝負をしている男の子たちの格好良さが、すごく伝わる魅力のある作品だなと思いました。

――ロードレーサーに乗るのは難しいですか?

最初はビビりましたね、やっぱり。乗る姿勢が全然分からなくて「ママチャリとロードレーサーはここまで違うのか!」って驚きました。ペダルの回し方から力の入れ方まで全然違うんですよ。特に鳴子君はスプリンターで、“風と友達”(風を味方にする)という設定なのですが、実際に乗ると風の抵抗って本当に強くて…。パワーと根気が必要不可欠だなと実感しています。

――演じる上で苦労していることは?

関西弁には結構苦戦していますね。僕、出身が静岡なので英語を覚えているみたいな感覚です(笑)。また、ずっとテンションが高い中で、ふと真面目なことを言うときに、その差をちゃんと表現できるように意識して演じています。

――最後に意気込みをお願いします!

「弱虫ペダル」は本当に熱い作品! 原作、アニメ、舞台のどれもが熱い作品になっているので、ドラマもそれらに負けないくらい熱いものにしていければと思っています。生の戦いを見ているような、画面越しでも伝わる熱さを目指してみんなで頑張っていますので、ぜひ楽しみにしていてください!!