ドラマ「弱虫ペダル」が、BSスカパー!で8月26日(金)よりスタートする。
同作品は、コミックス累計発行部数1500万部突破の大人気自転車ロードレース漫画を、「BSスカパー!オリジナル連続ドラマ」として実写ドラマ化したもので、オタク少年の小野田坂道(小越勇輝)が自転車競技部に入部し、部員と共に成長していく青春エンターテインメント作品。
今回、主人公の坂道が自転車競技部に入部するきっかけを作った今泉俊輔を演じる木村達成にインタビューを行い、作品の魅力や共演者とのエピソードなどを語ってもらった。
――演じる今泉はロードレースの実力者というキャラクターですが?
他のキャストと比べて一番うまくなきゃいけない立場だと思ったので、自転車の練習では先生に付きっきりで教えてもらいました。ママチャリには乗ったことがあったのですが、ロードレーサーは初めてで…やっぱり難しいですね。でも、乗れるようになってくると、すごく楽しくなってくるんですよ!
――ロードレーサーの練習で一番苦労していることは?
体重の掛け方ですね。前に体重を掛け過ぎると、前輪に体重が乗ってしまってハンドルが暴れるので、ちょっとした段差でもハンドルを取られてしまうんです。ロードレーサーって、ハンドルはあってないようなもので、ハンドルじゃなく体重で動かすっていう感覚なんです。それに慣れるのが一番難しかったですね。
あと、乗って分かったことなのですが、自転車に乗っていると結構大きい声じゃないと相手に聞こえないので、かなり大声を出さなきゃいけないんです。乗りながら大声でせりふを言わなきゃいけないというのも大変で、どう対応していこうかと考えながら練習していました。
――どのようなことに気を付けて演じていますか?
やはり自転車のエリートだということが一番かなと。だからこそ、誰よりもロードレーサーの練習をして、練習を重ねていくことで今泉の自転車に対する思いや頭で計算しながら走るというスタイルを体に染み込ませています。
また、今泉ならではのクールさや、坂道の実力をどんどん認めていく優しさ、次第にリスペクトしていくところを丁寧に表現できたらと思っています。
――原作についての感想は?
原作を読むまでは自転車のことを全然知らなくて、レース中の選手それぞれに役割があることにびっくりしました。「すごいな!こんな世界があるんだ!?」って(笑)。読みだしたら引き込まれてしまって止まらなくなりました。ロードレーサーの練習をする前と後では共感できる部分がすごく増えて、よりのめり込みました。
――主演の小越勇輝さんとは久しぶりの共演ですが?
以前一緒に仕事をさせていただいた時は、僕がこの世界に入って初めての仕事だったので、勇輝の背中は本当に大きくて…身長は小さいんですけど(笑)。だから、必死に勇輝のいいところを覚えようとしていたんです。今でもその背中は相変わらず大きいのですが、こうやってまた共演できるということで、少しでも成長したなと思ってもらえたらうれしいですね。共演者として、みんなと一緒に力を合わせてこのドラマを成功させられるよう頑張りたいです。
――最後に意気込みをお願いします!
できるだけ自分の体にうそをつかないように全力で演じたいと思っています。自転車を漕いで、疲れながら言うせりふは疲れながら言う! それくらいの意気込みで頑張っていきたいと思っています。
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