「“なりたい”ではなく“絶対になる”」、野沢雅子が声優の卵にエールを送る !

CS放送のファミリー劇場で放送されている「～声優発掘バラエティ～キミコエTV」にサプライズとして野沢雅子が出演した。この番組は、東北新社グループによる女性声優ユニット育成プロジェクト「キミコエ・プロジェクト」のオーディションの舞台裏に密着したバラエティ。6月には、応募者3000人からファイナリスト15名に絞られ、8月7日(日)の最終っ審査に向け基礎レッスン研修が行われている。

そんな15人へのサプライズとして、声優界のレジェンド野沢雅子による課外授業が行われた。実際にアフレコスタジオに野沢が現れると、歓声を上げるたり、感動で泣き出してしまう応募者も。収録中は緊張して固くなっている彼女たちに野沢は優しく声をかけ、声優という仕事に対して感じている疑問や不安の質問に答えたり、マイク前の立ち位置などを教えた。

収録後15人の印象を聞かれると「キラキラと目が輝いていますね」と笑顔を見せ、「この輝きを失うという事はないですけど、声優としてスタートすると安心して落ち着いてしまう人もいるので、いつまでもキラキラと輝いていてほしい」と話す。

また番組内で、声優において一番大切なことは“健康”だと語った野沢。元気の秘訣を聞かれると「私は、すべてがプラス思考なんです。それがいいと思う。命があれば何でもできるって思っている人なんです。それに、人は人、我は我ですから、失敗しようが成功しようが何をしても野沢雅子なりに生きていいけばいいと思っています。常に前を向いて歩いていきたいんです。だって歩くという事は前に出るという事で、わざわざ後ろに下がって歩く人っていないですもんね」と述べた。

最後に、オーディションの段階を進む彼女たちには「人間観察をして、役者として演技の引き出しは大きくいっぱい持っていないといけない。そして自分が目指しているものなのだから“なりたい”ではなく“絶対になる”という気持ちでいないとね」とエールを送った。

野沢雅子の課外授業の模様は7月23日(土)の「～声優発掘バラエティ～キミコエTV」で放送される。ファイナリストの合宿を追うスペシャル番組や、最終審査の模様を生中継で放送する予定。