話題の“イケメン女子”ルウトの夢は「かっこいい悪役」

2016/07/20 20:07 配信

芸能一般

ファッション誌の男装モデルのみならず、舞台やドラマ、バラエティーなど、活躍の場を広げつつあるルウト

ことし6月に放送された特番「SMAPバラエティ つよしんごろうの境界線クイズ 2016スペシャル」(フジテレビ系)に登場し、女性とは思えないほどの“イケメン”ぶりで視聴者を驚かせたルウト。ストリート系ファッション誌「KERA」などで男装モデルとして活動する一方、近年は俳優としても活躍しており、既に熱狂的ファンも多い彼女だが、“境界線クイズ”への出演を機に、その存在はより広く知られるように。

そこでザテレビジョンでは、話題の“イケメン女子”の素顔を探るべく、本人を直撃。独占インタビューを行った。

――“境界線クイズ”では、横一列に並んだジェンダーレスな男女の間に境界線を引くという問題で、ルウトさんが女性だと分かると、スタジオが騒然となっていました。視聴者からもかなりの反響があったようですね。

はい、あの放送以来、Twitterのフォロワーが一気に6000人も増えたんですよ! 自分でもびっくりしています。うれしいことに、オンエア直後はアクセスもできなくなるくらいの状態で。時代が来てるぞ、モテ期か!?…って感じです(笑)。

――番組では、綾野剛さんに顎クイされる一幕もありましたが…。

そうなんですよ~、一瞬、女の顔になっちゃっていたかも(笑)。もちろん、MCのSMAPのお三方(稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾)にもドキドキしましたし…。

――(笑)。そもそも、芸能界デビューのきっかけは?

10代のころに、今の所属事務所にスカウトされたのがきっかけです。当時は正直、芸能の世界には特に興味がなかったんですが、メンズのファッション誌に男性モデルとして出てほしい、と誘われまして。「それ、ウケる~!」と思って(笑)、それでモデルの仕事を始めるようになったんです。

――現在、モデル業だけでなく、バラエティー「実在性ミリオンアーサー」('14~'15年tvkほか)の他、ドラマや舞台「ミュージカル 美少女戦士セーラームーン」('13年)など、俳優業にも積極的に取り組んでいますね。

やっぱり、演じることは楽しいですね。ただ、今まではどちらかというと、心に葛藤を抱えているようなキャラクターを演じることが多かったんです。「俺がおまえのために死ぬから、おまえは生きろ!」的な(笑)。

ですから今度は、何も悩まず世界をもてあそぶような、悪いヤツを演じてみたい。例えば、“魔王”の役とか面白いと思うんですよ、パッと手をかざしただけで周りのみんなが一瞬で死んじゃう、みたいな(笑)。

――“イケメン女子”だけじゃなく、“イケメンな悪役”というキャッチフレーズも欲しい、と。

ええ(笑)。かっこよくて悪いヤツ、というキャラに対する憧れは強いかもしれませんね。