大河ドラマ「真田丸」(NHK総合ほか)に出演する直江兼続役の村上新悟、真田信尹役の栗原英雄が、新潟・南魚沼市で開催されている「南魚沼市兼続公まつり」でトークショーに出演した。
トークショーに先駆け、村上は兼続とそのあるじ・上杉景勝が幼少期に勉学に励んだという雲洞庵の大方丈の間を訪問。「450年くらい前、この部屋でお館さま(景勝)と共に勉強をしていたと思うと、感慨深いものがあります。雪深いこの地で、たまには雪合戦なんかをしていたのでしょうか」と当時に思いをはせた。
さらに続けて「身近に死があった時代に、義に生きたお館さまは、危うい存在だったのではないでしょうか。そんなお館さまを守る兼続が実際にいた場所に来て、空気を肌で感じることができ、これから演じる上でもとても大切な経験をさせてもらいました」と語った。
トークイベントには、北海道や四国など、全国各地から真田丸ファンが集結。イベント前の取材会では、村上は「これまで兼続といえば、大河ドラマ『天地人』('09年、NHK総合ほか)で妻夫木聡さんが演じられたイメージが強かったと思います。今回の真田丸では、いい意味で新しい兼続公のイメージを作れるようにやっていければと思っています。現場はいつも、座長である堺さんの柔らかい雰囲気に包まれ、収録はとてもいい空気で行えています」とコメント。
栗原は「今回、歴史にはあまり残っていない人物を演じていますが、ここでしっかり演じて信尹を広く知ってもらえればと思います。大河ドラマをお茶の間に戻したいという三谷さんの思いを大切にして演じています」とアピールした。
「南魚沼市兼続公まつり」は、7月19日(火)まで開催。南魚沼市ふれ愛支援センター内では、大河ドラマ「真田丸」パネル展と、子供向けのかぶと作り工作コーナーや写真撮影“真田丸どーもくん”も登場するNHK番組体感ランドも同時開催されている。
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