sora tob sakanaが語る1stアルバム

2016/07/23 08:00 配信

芸能一般

1stアルバムをリリースするsora tob sakanaの神崎風花、山崎愛、寺口夏花、風間玲マライカ(左から)にインタビュー!

アイドルグループ・sora tob sakanaが7月23日(土)、東京・渋谷のWWWで2周年記念ワンマンライブ「境界線上のサカナ」を開催し、1stアルバム『sora tob sakana』をリリースする。

メンバーの寺口夏花(15)、風間玲マライカ(15)、神崎風花(14)、山崎愛(13)にアルバムの聴きどころなどを聞いた。

sora tob sakanaのキャラに迫る! より続く】

――そして、1stアルバム『sora tob sakana』はどんな作品ですか?

風間:いい意味で、すごくふざけてる感じの曲もあります。

山崎:相当ふざけてる感じなので、早く聴いてもらいたいですね!

風間:曲の中で遊んでる感じなんですよ。あと、収録される楽曲の一部は「SoundCloud」(音声ファイル共有サービス)で聴けるけど、それとは違う物になっています。新しくアレンジされて、もっといい曲になっていると思います。

寺口:進化したみたいな!

山崎:より個性が出てきた感じはしますね。

風間:ふぅちゃんは特にだけど、みんな声変わりもしてます。最近録ったので、多少はうまくなってると思います!

神崎:「SoundCloud」で聴ける音源って、平日の夜にレコーディングしてて、いつも時間がなかったんです。自分たちでも、ちゃんと納得した曲が出せなかったっていう部分もあって。今回は丸1日レコーディングに使える日がたくさんあって、プロデューサーさんと意見を言い合えたから、めちゃくちゃ楽しくできました。

ふざけたりもできたから、すごく楽しいアルバムになってるんじゃないかなって思います。自分的には、出来上がりに満足してます!

――では、それぞれ聴きどころやお薦めの曲を教えてください。

風間:「Moon Swimming Weekender」です。個人的に1番好きなんですけど、聴きどころは声をかぶせていく「息を~♪止めて~♪空に~♪飛びこんでいく~♪」っていう部分です。すごく面白い感じがして、いいなと思います。楽器の音が止まる部分もあって、すごく面白い曲だなって思います。

山崎:「帰り道のワンダー」はライブで掛け声が入るので、その掛け声がどう録音されているかを聴いてほしいです。楽しい曲だから私たちもちゃんとふざけたので、どう歌っているか期待してもらいたいです。

神崎:個人的に好きな曲は「まぶしい」です。「まぶしい」はキラキラしてる感じなんですけど、他のアイドルさんが言う「この曲はキラキラしてて」っていうキラキラとは違うっていうか。本当にまぶしい感じがするんです。

風間:アイドルのキラキラじゃなくて、宇宙のキラキラみたいな。

寺口:太陽のキラキラ!

神崎:そう、太陽のキラキラ! 個人的に「まぶしい~♪」って伸ばすところが結構高まって、盛り上がるので好きです。あと、アルバムで聴いてもらいたいのは「夏の扉」です。アルバムが発売される時期にピッタリだと思うし、去年の今頃出した曲なので、1年間の思い出とかの気持ちを込めてレコーディングで歌っています。

寺口:「ケサランパサラン」っていう曲があるんですけど、私が曲を作ってくれている照井(順政)さんに1年以上前からずっと「ケサランパサランの曲を作ってほしい!」っていうお願いをしていたんです。で、忘れた頃に作ってくれて、すごくうれしかったから思い入れがあるんですよ。私の中で「ケサランパサラン、まだかな?」、(新曲が届くたびに)「今回も違ったなー」っていうのがあって、1年間ずっとたまってたんです。自分的に1番お気に入りです。

神崎:歌もいいよね?

風間:なっちゃん、後サビ歌うからね。

寺口:CDだとダンスは見えないけど、ダンスもすごくかわいくて、歌詞にも沿ってる感じ。歌もピコピコしてて、そのピコピコしてる感じがすごく好きなので、ぜひ聴いてほしいです。

神崎:ダンスを見に、ライブにも来てもらいたいよね?

――sora tob sakanaの特徴はどこだと思いますか? 個人的には、曲調や歌声が特徴的だなと思ったのですが。

神崎:確かに、みんな個性的な声をしてると思います。

風間:みんなうまいよね。

山崎:すごく“少女”っぽい。

風間:楽しく歌ってますね。

寺口:自分たちの思うままに歌っているので、褒めてもらえるとうれしいです。

神崎:全員、褒められると伸びるタイプ!

寺口:えっ、そうでもない(笑)。

神崎:こういうところが真逆なんです。

寺口:怒られるとくじけちゃうし、でも褒められたら伸びるかっていったらそうでもないんですよ。

神崎:最悪なパターンだね(笑)。

――バランスを取って怒らないとダメなんですね。そして、皆さんの目標「月面ライブ」についても教えてください。

神崎:結成当時に目標の話をしてて、「武道館!」とか「テレビ出演!」とか出たんですけど、「宇宙でライブ」とか規模がどんどん大きくなっちゃって。宇宙だと漠然としてるので、「月面じゃない?」っていう感じになって。最初は火星とかも出てたんですけど、火星よりは月面の方がいいよね。

寺口:sora tob sakanaなので、月まで飛んでいって!みたいな感じです。宇宙の海ですね。

風間:まだ飛ぶこともできてないんですけど、いつかたどり着きたいですね。

寺口:まだ地面の中、マグマ辺りから掘り始めて、ちょっとマグマを抜けたくらいですね。

――ずいぶん深い場所からスタートしてるんですね。では、アルバムを心待ちにしているファンの方にメッセージをお願いします。

寺口:1stアルバムは、今までsora tob sakanaが活動してきた中での集大成っていうくらいの、とてもいい曲が詰まっています。アイドルが好きな方も、そうでない方も楽しめて、“耳が豊かになる”と思うので、ぜひ聴いてほしいです。“耳が豊かになる”っていう表現が1番しっくりきてるんですが…幸せな気持ちになれます!

風間:sora tob sakanaのほぼ全曲が入っています。

神崎:全部違ったタイプの曲なんですよ。人によって感じ方が違うと思いますが、1曲1曲聴くだけじゃなくて、全曲聴いてほしいです。

風間:何回も聴いて、好きになってほしいです。

山崎:聴いてるとハマっちゃうというか、本当に気持ちがフワフワすると思います。そういう感じだから、お仕事頑張ってる人たちに聴いてもらいたいですね。何もかも吹っ飛んで、また明日も頑張れると思います!