日本を代表する人気作家・東野圭吾の原作を実写化し、11月26日(土)に公開される映画「疾風ロンド」より、疾走感あふれるビジュアルが解禁。また、公式サイトでは、予告編映像も公開された。
本作の監督を務めるのは、連続テレビ小説「あまちゃん」('13年NHK総合ほか)の演出で日本中に一大ブームを巻き起こした吉田照幸氏。主演はシリアスな演技のみならず、コミカルな演技にも定評がある稀代の名優・阿部寛が務める。
その他、関ジャニ∞・大倉忠義や元AKB48のメンバーで女優として自然な演技が高く評価されている大島優子、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明など、実力派キャストが顔をそろえる。
先日行われた本作のクランクアップ会見で「世の中で、東野圭吾さんの作品が映像化されたのは『秘密』や『容疑者Xの献身』のような真面目な作品が多いですが、実は、それ以外に書かれた作品の中ではコミカルな作品も多く、そう言った東野圭吾さんの作品が大好きです」と語った吉田監督の熱いコメント通り、サスペンスミステリー映画でありながらも、コミカルなユーモアが随所に盛り込まれている。
物語は、医科学研究所より違法生物兵器が盗まれるところから。研究所に脅迫メールが届き、これから極限の心理戦が始まると思われたが…“犯人死亡”。交渉相手がいなくなり、手掛かりがほとんどない状況で生物兵器捜索を押し付けられたのは、さえない研究員・栗林(阿部)だった。
遺品の中の手掛かりを元にたどり着いたのは、日本最大級のスキー場。しかし、20年ぶりのスキーウェアで雪上に降り立ったこともあり、栗林は子供が横切っただけでも悲鳴を上げて激しく転倒してしまう。子供には「下手くそ!」とバカにされ、しまいには不慣れな雪上でケガをしてしまい絶体絶命に。
そんな栗林の前に現れた2人の救世主、野沢温泉スキー場で働くパトロール隊員・根津(大倉)とスノーボード選手の千晶(大島)に「人の命がかかっているんです!」と嘆願する栗林。正義感の強い根津は「俺が探します」と協力を決意、千晶も「何かこの人ヤバイ」と言いつつも捜索を手伝ってくれることに。
次々と起こる予想外の出来事を交わして、栗林、根津、千晶の3人は生物兵器を見つけ出すことができるのか。そして、この危機を救えるのか?
息をもつかせぬスピード感と目を離すことができないサスペンス感、そして誰もが楽しめる今まで見たことのないエンターテインメントに期待は疾風のごとく勢いで高まるばかり。
なお、7月23日から劇場窓口にて“疾風機ハンディファン”付き前売り券、ムビチケも発売。
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