芳根京子「明日は結婚しますね」と永山絢斗にあいさつ

2016/07/29 17:56 配信

ドラマ

「べっぴんさん」の3組の夫婦がそろい踏み!(写真左から)土村芳、平岡祐太、芳根京子、永山絢斗、百田夏菜子、田中要次(C)NHK

10月3日(月)にスタートする、芳根京子主演の連続テレビ小説「べっぴんさん」(NHK総合ほか)の追加キャスト発表と記者会見がNHK大阪放送局で行われ、芳根京子百田夏菜子、土村芳と共に追加キャスト3人が登壇した。

このたび新しく発表されたキャストは、すみれ(芳根)の夫・田中紀夫役の永山絢斗、すみれの同級生・君枝(土村)の夫・村田昭一役の平岡祐太、すみれの同級生の良子(百田)の夫・小澤勝二役の田中要次

永山は「(演じる紀夫は)どうやら60歳超えをするみたいなので、新境地をとても楽しみにしています。すみれの良い旦那さんになれるように、頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします」とあいさつ。

平岡は「僕の役はですね、ここにいる君枝ちゃんの旦那さんで、体の弱い君枝さんを、そばでサポートしながら、女性が社会で働くということを後押しするような役どころです。初めて念願の朝ドラに参加することができて、本当にうれしく思います」と笑みを見せた。

今回、妻役の百田と実年齢30歳差という衝撃のキャスティングとなった田中は「百田さん演じる良子の父親にしか見えない夫役、田中要次です」とあいさつし、会場を笑わせた。また「私、いまだにこの役が信じられなくて、この記者会見で並んでいることも信じられません。もしかしたらこれは、ドッキリの番組じゃないかと。皆さんも、もしかしたら仕込みの方ですか?」と心配そうに発言。

それを受けて百田は「元々年の離れた設定なんですけど、まさか本当に30も離れた田中要次さんと一緒に、夫婦役をやらせていただけるなんて。最初聞いた時は、すごくびっくりして、『私、大丈夫かなぁ』ってちょっと不安でした」と告白。だが、「それをスタッフさんに言ったら『いやぁ、向こうの方が戸惑ってるよ』って言われました(笑)。徐々にいい夫婦になれるように頑張りたいなと思います」と年の差夫婦役に意気込んだ。

新キャストが決まり、芳根は「本日、また新たなキャストの方々が発表されて、すごくうれしい思いでいっぱいです。(永山と)初めてお会いした次の日に結婚をするというスケジュールで、『はじめまして、芳根京子です。明日は結婚しますね』というごあいさつから始まりました。すみれとしても、私自身としても、すごく紀夫さんの帰りを待ってるので、早く帰ってきてほしいな、というふうに思います」と戦争で離ればなれになってしまう夫の帰りを切望した。

連続テレビ小説95作目となる本作の舞台は戦前から戦後の混乱期、そして高度経済成長期の神戸と大阪。財産を没収され、家も焼かれ、出征から戻らぬ夫を待ちながら途方に暮れるお嬢様育ちのヒロイン・すみれが、幼い娘のため、君枝や良子らと共に“子供服専門店”を立ち上げ、日本中を元気に駆け抜けていく姿を描く。