山崎賢人、福田雄一とタッグで「斉木楠雄のΨ難」主演!

2016/08/01 10:20 配信

映画

山崎賢人×福田雄一の最強タッグ

「週刊少年ジャンプ」で連載中、累計発行部数400万部超の大人気コミック「斉木楠雄のΨ難」の実写映画化が発表されて、早1年半。隠され続けてきた主人公・斉木楠雄役を、人気俳優・山崎賢人が務めることが発表された。監督は、ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズや映画「HK/変態仮面」を手掛けコメディ映画に定評のある福田雄一氏が務める。

生まれながらにして超能力が使える16歳の高校生・斉木楠雄は、その能力を少々持て余し気味。しかし楠雄のまわりには、なぜか超個性的な面々が集まってしまい、楠雄は超能力でトラブルを回避するというサイキックな日々を過ごしていた。しかし、楠雄の超能力をもってしても回避不可能な災難が彼に訪れて――という奇想天外なストーリー。2016年にはアニメ化もされ、ファンの裾野が広がっている。

主演を務める山崎は、映画『ヒロイン失格』『orange-オレンジ-』(共に’15年)『オオカミ少女と黒王子』(’16年)などのヒット作に次々と出演している。福田氏は、そんな山崎に早くから注目していたひとり。’14年の山崎初舞台作品「里見八犬伝」を観劇し、ツイッターで「才能ある役者さんには、初めてだから、とか関係ないんだな」とつぶやくなど演技力を高く評価し、本作のキャスティングも「自分が監督するなら、どうしても山崎賢人で!」と熱望したという。一方の山崎も、インタビューなどで「いつか福田さんのコメディ作品に出演したい」と語るほど福田雄一作品のファン。今回、相思相愛のふたりによるタッグがついに実現する。山崎は放送中の“月9”ドラマ「好きな人がいること」(フジ系)で完璧主義の“オレ様”キャラを演じ、世の女性を魅了しているが、福田氏は「山崎賢人は本来ツンデレとかじゃないのです!めっちゃおもろい男なのです!」とコメント。本作で、山崎のコメディアンとしての才能を開花させる。

1年半の準備期間を経て、ついにベールを脱いだ映画「斉木楠雄のΨ難」。1年半“待たされた”かたちになった原作者・麻生周一氏は「『あっ消えたな』と思いました」とチクリ。その麻生氏から「映画化するなら、ぜひとも福田監督で!」と作品を託された福田監督は、「とにかく笑えるギャグ映画に仕上げたいと思います!」と気合十分だ。

福田マジックで呼び起こされる、まだ誰も見たことのない“コメディアン・山崎賢人”に期待したい。

原作者・監督コメント

◆原作・麻生周一

実写映画化が発表された時、家族や親せき、友達などからたくさんのお祝いの言葉をいただきました。しかし今では誰もそのことに触れません。それもそのはず…だって発表から約1年半、一切続報がない!!主演も監督も決まっていたはずなのに全く発表しないもんだから正直僕も『あっ消えたな』って思いました。ともあれ発表から続報までにここまで時間がかかるとは予想外でしたが、映画化はとても嬉しく思っております!!

ただできることなら僕も『銀魂』くらいサクサク発表したかった…。ていうか監督一緒じゃん!!誌面で見て思わず『これのせいかァァァァァ!!』ってツッコみましたけど違いますよね?『銀魂』の片手間でやったりしませんよね?今をときめく山崎賢人さんを起用してまさかそんなわけないとは思いますが…。信じていますよ!福田雄一監督…!

◆監督・福田雄一

待ちに待った「斉木楠雄のΨ難」の発表です。ご承知の通り、1年半前の発表のときに、監督をやらせていただくことは決まっていました。大人の事情で、黙っていましたが、その間に銀魂の発表があるなんて「斉木楠雄!ジャンプ内での権力がないのかっっ!?」と。「集英社っ!明らかに発表のタイミング、間違ったよね!?」と。そんなことを思ったりもしました。でも僕には関係ありません!ジャンプ原作の漫画を立て続けに2つやらせていただくことにプレッシャーを感じていますが(あ、変態仮面を含めると3つ。含めていいんですよね?)この作品も、いろんな大人に力を貸してもらえるようなのでっ!原作ファンのみなさまにも楽しんでいただけるよう、精一杯がんばりたいと思います!なんつってもこれの脚本、銀魂よりはるかに前に上がってましたからっ!決して二股とかじゃないんでっっ! そして山崎賢人は本来、ツンデレとかじゃないのです!めっちゃおもろい男なのです!そして緑のメガネが似合います!

とにかく笑えるギャグ映画に仕上げたいと思います!銀もピンクも頑張りますよ!

キーワード

関連人物