水戸ご当地アイドル(仮)が7月30日、茨城・水戸市内で「水戸ご当地ちゃん!Live ゆりりん produce“ゆりりん先生のドSな運動会”」公演を開催した。
メンバープロデュースによるライブは4月のリーダー・りま、5月のダンス部長・るかに続いて3回目。最年少・ゆりりんがプロデュースする今回はライブに加え、ゆりりんが“ドS先生”に、メンバーが生徒に扮しての運動会がステージ上で展開された。
「運動会」をテーマに選んだことについて、ゆりりんは「4月、5月の単独ライブは演劇の中でのパフォーマンスだったので、別の形でやってみようかなって考えた時に、アイドルが運動会とかやってるのは、なかなか見られないんじゃないかなって」と解説。
また、“ドS設定”については「ファンの皆さんには、私がSっていうイメージがないと思うんですよ。『実はそういう面があるんだよ』的なところで、ギャップを見せられたらいいなと思って」と明かした。
ライブは、ゆりりんが大ファンだというアンジュルム、「『愛踊祭』の公式サポーターで、私たちも一緒になることがあるので、もっと知りたいなと思ってます」と話すこぶしファクトリーのカバーでスタート。「歌ってて楽しかった!」(ゆりりん)というカバーなどに続いて、ライブは運動会のパートへ。
まず準備体操としてオリジナル楽曲「梅」を歌い上げるが、「それが皆さんの本気ですか?」「もっと声出せるんじゃないですか?」と“ゆりりん先生”がドSっぷりを見せる。結果的に3回連続(!)で「梅」を歌い体も温まったところで、メンバーが“ゆりりん先生”に選手宣誓を行うことに。
「ドM精神にのっとり、最後まで全力で吐き気をもよおすほど頑張ることを誓います!」(りま)、「ゆりりん先生のドSな虐待に耐え抜き、意地悪な競技にも頑張って挑みたいと思います!」(るか)など、それぞれが意気込みを発表して競技に突入。
「帽子を取り合うゲーム」「ストッキングをかぶって引っ張り合うゲーム」「足つぼマットに乗っての縄跳び」など、「お笑い芸人さんの動画とかで、自分たちにもできそうだなというのをやってみました」という“ゆりりん先生”考案の競技でメンバーが対決を行った。
「告白対決」では「ファンに向けて告白する」という設定で、りまとまりのが熱演する中、“ゆりりん先生”も実演することに。照れながらも迫真の演技を見せ、ファンを喜ばせていた。
全ての競技を終え、ゆりりんが「1番良かったと思う生徒」にりまを選出。また、最下位になったまりのは罰ゲームとしてタバスコ入りセンブリ茶を飲まされ、ステージ上で「苦いー!」「辛いー!」「この世の終わりだー!!」と絶叫していた。
運動会を終え「伝」「NEBAPPE☆MITOPPO」などで本編は終了。アンコールで“水戸ご当地ちゃん4曲メドレー”を歌い終え、最後のあいさつでゆりりんは「1番年下の私の意見に賛成してくれたり、意見を出してくれたりして、本当に優しいメンバーだなって感じた単独ライブでした」とメンバーへの感謝の気持ちを語る。さらに、「ライブは私たちだけじゃ作れなくて、皆さんの力が必要だと思っているので、こうやって私たちのことを知っていただけて、来ていただけて本当にうれしいなって感じています。来てくれてありがとうございました」とファンに伝え、自身の単独ライブを締めくくった。
ライブ後、ゆりりんは「『足つぼマットの縄跳び』が面白かったです。乗ってる時は痛いんですけど、降りたら大丈夫なんですよ」とお気に入りの競技を振り返る。また、「ライブのことしか頭にない日もあったので、無事に終わってスッキリはしています。ゲームも楽しくできたし良かったなと思いますが、パフォーマンスでは納得がいっていない部分も個人的にはあって…。8月は大会(アイドルによるコンテスト)もあって、それに向けて反省点を知れたので、今後に生かしていきたいです!」と達成感を見せつつ意気込んだ。
ゆりりんにとって、高校生になって初めて夏休み。「お母さんは『危ないから』って言って許してくれないんですけど、お友達と県外に出掛けてみたい!」と、最年少らしく無邪気な笑顔を見せてくれた。
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